KDDIとソフトバンクがサブブランドで携帯料金を値下げしたことに“メインで値下げしなければ意味がない”と激怒した武田総務大臣
動きがなかったドコモがどのような動きに出るのか注目が集まっているが、日本経済新聞によればドコモはサブ・メインの両方で値下げに踏み切るようだ。
近く値下げの方針を発表か
報道によるとドコモはメインブランドの大容量プランを軸に料金プランを見直すとのこと。
現在、ドコモが提供している料金プランは、7GBを上限に使った分だけ料金を支払う「ギガライト」と固定料金の大容量プラン「ギガホ」の2種類。これらのプランを刷新して新料金プランでは使ったデータ量に応じて課金する方向になるという。
上限のデータ量や料金など具体的なことは報じられていないが、30GBを使う場合は現在の7,150円の固定料金よりも安くなるそうだ。
ドコモが昨年発表した新料金プランのギガホとギガライトはシンプルな2択でわかりやすかったが、減収減益の要因になっていたことからメインブランドの料金プラン見直しはauやソフトバンクと違ってドコモにとっては都合が良いのかもしれない。
大容量プランを値下げすることで低容量プランからの移行を促進して業績を改善させる狙いがあるのではないだろうか。
メインブランドの値下げにあわせて新ブランドで毎月20GB・3000円前後の料金プランを導入するそうだ。いわゆるサブブランドでは手続きやアプリのダウンロード・設定などをユーザー自身が行うセルフ式にすることで料金を安くするという。
なお、KDDIが2021年2月以降にUQ mobileで提供する月額3,980円・20GBの新料金プランやソフトバンクが12月下旬から提供する20GB・月額4,480円の新料金プランよりも安く設定されるため、報道どおりであれば先行発表したKDDIとソフトバンクも値下げに対抗する可能性が高そうだ。
UPDATE:2020/11/30 23:14ドコモが今回の報道について「当社が発表したものではない」としながらも様々な検討をしていることは事実とし、決定した場合は速やかに発表するとコメントしている。
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