スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット、折りたたみスマートフォンに次ぐGoogleの新しいデバイスは紛失防止タグになりそうです。
Googleは独自の紛失防止タグに加えて、サードパーティのタグにも対応した優れた追跡システムを開発しているようで、期待どおりであれば世界中のAndroidデバイスが紛失したアイテムを追跡してくれるかもしれません。
ここ最近になってGoogleの紛失防止タグに関連する動きが慌ただしくなっています。
最初の動きは2年目のベータ版Google Play開発者サービスからAndroidスマートフォンを活用して他のデバイスの位置を特定する機能が確認されたことです。
今年1月には、Googleが独自の紛失防止タグを開発していることも明らかになり、今月にはAppleと協力して紛失防止タグがストーキングなどの犯罪や不正利用に対処するためにパートナーシップを発表。
来週発表されるPixel Tabletと折りたたみスマートフォンのPixel FoldにUWBが搭載されることも確認されています。AppleはiPhoneとAirTagにUWBを搭載することで、スマートフォンの画面に紛失したアイテムの方向と距離を表示し、大切なアイテムを取り戻すことをサポートしていますが、Googleも同じようなことを計画しているのでしょう。
最近ではAppleのAirTagに相当するGoogleの紛失防止タグが同社のフォントサービスから(それらしきものが)発見され、「Nest Locator Tag」という名前と形状が確認されました。さらに、2年前に発見されたAppleの探すネットワークに相当する追跡システム「Finder Network」は、Pebblebee、eufy、Chipoloといった他社製の紛失防止タグもサポートすることが9to5Googleによって報告されています。
これにより、Androidで紛失防止タグを利用するために必要な専用のコンパニオンアプリが不要になり、もっと手軽にセットアップしたり、1つのアプリまたは設定画面で管理できる可能性があります。
また、Appleは探すネットワークを他社にも開放していますが、Androidスマートフォンで利用する場合は、探すネットワークを利用できず、Bluetoothの通信範囲から出てしまった場合は効果を失うため、世界中のAndroidデバイスが追跡するシステムはAndroidユーザーが待ち望んでいるものです。
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