Googleが提供する地図サービス「Googleマップ」にてマップの配色が変更されました。
今回の変更によって道路、海・川、山といった幅の広い主要道路はオレンジ/黄色から濃いグレーに変更され、少し細い道路は白から明るいグレーで表示されます。また、海や川、山の色は少しくすんだ色に変更されていました。
配色の変更はGoogleが今夏からテストを開始。先月には今後数ヶ月のうちに日本を含む12カ国で提供すると案内していましたが、11月になって日本でも本格的に適用が始まっています。
Googleの案内によると、現実世界を正確に地図に反映するアップデートの一環としてGoogleマップの配色が変更されたようです。
確かにアップデート前の白や黄色で塗られた道路は現実世界には存在せず、不自然と言える色使いでした(道路をすぐに見分けるためには必要なものです)
今回の配色変更では、道路の色は実際の色に近いグレーベースに変更されており、道路の規模に応じて濃淡が変化します。
例えば、細い路地などはライトグレー、車線が複数あるような少し大きな道路はグレー、高速道路は青みのあるダークグレーに変化することから、道路を見分けることにそれほど苦労することはないでしょう。
なお、配色の変更に合わせて高速道路以外の道幅も少し細くなっています。ダークモードをオンにした時の地図の配色に変更はありません。
配色の変更はiOSおよびAndroidアプリ、ウェブを対象に徐々にロールアウトされていて、アカウントによって異なる配色で表示されます。
Googleマップアプリを利用している場合は、設定画面からアプリ>XX個のアプリをすべて表示>マップ>右上のアイコンをタップ>アップデートのアンインストールをタップすることで、一時的に元の配色に戻すこともできます(非推奨)