Google Pixel 10 Pro Foldのスペック判明か。初のIP68防水・バッテリー増量・充電性能も向上?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Googleは来月のビッグイベントで、最新のスマートフォン、Pixel 10シリーズを発表する見込みです。
以前リークされたデザインからは外観の大きな変更は確認できず、内部的なアップデートが中心になると予想していました。
最新の情報によると、予想どおりディスプレイの大型化や輝度の向上、耐久性の強化が行われ、折りたたみスマホながらIP68等級の防水防塵に対応する可能性があるようです。
Pixel 10 Pro Foldはどこが進化する?
Android Headlinesによると、Pixel 10 Pro Foldはヒンジ側のベゼルが薄くなるようです。
これにより、ポケットから取り出してそのまま使える本体外側のカバーディスプレイが6.3インチから6.4インチに拡大。ピーク輝度も10%向上し、最大3,000ニトに到達するようです。
カメラは競合となるGalaxy Z Fold7が2億画素カメラを搭載する一方で、Pixel 10 Pro Foldは大きな変更はないようです。ただし、本体内側のフロントカメラは画素数が10メガピクセルにアップします。
- 48メガピクセル広角カメラ
- 10.5メガピクセル超広角カメラ
- 10.8メガピクセル望遠カメラ(光学5倍ズーム)
- 10メガピクセルフロントカメラx2
バッテリー容量は7%増量されて5,015mAhに。Galaxy Z Fold7の4,400mAhよりも大容量となり、電池持ちの向上が期待できます。
充電性能も進化するようです。
有線充電は21Wから23Wにパワーアップ。ワイヤレス充電は新たにQi2に対応し、出力も8Wから15Wへとほぼ倍増します。
現行モデルは充電コイルの配置によって純正アクセサリのPixel Stand (第2世代)で充電できないという課題がありました。
しかし、今年はPixel 10シリーズに合わせて新しいワイヤレス充電アクセサリの登場が噂されており、折りたたみスマホでも高速なワイヤレス充電が可能になると見られています。
チップセットには最新のGoogle Tensor G5を搭載。メモリは16GB、ストレージは256/512GB/1TBから選べるようになり、シリーズで初めて1TBモデルが登場します。
これまで折りたたみスマートフォンは構造上、完全な防水・防塵への対応が難しいとされてきましたが、Pixel 10 Pro Foldは世界初のIP68等級に対応するモデルとなる見込みです。なお、Galaxy Z Fold 7の性能はIP48にとどまっています。
さらに、価格については引き下げの可能性も報じられており(維持との報道も)、これまでよりも手に取りやすい価格帯で登場するかもしれません。
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