Pixel Tabletの未発表機能が判明。ペンデバイス対応とドック接続中のバッテリー保護機能が明らかに
今年、GoogleはPixelブランドのAndroidタブレットを発売する予定です。Googleが日本でAndroidタブレットを発売するのは「Nexus 9」以来、約9年ぶりとなることからファンが注目しています。
Googleが小出しにした情報からPixel Tabletをドックに接続してGoogle Nest Hubのようなスマートディスプレイとして利用できることもわかっていますが、最新のベータ版Androidの解析結果からドックに挿して充電する時のバッテリー保護機能の存在やスタイラスをサポートすることが判明しています。
ペンデバイスからメモアプリをショートカット起動
スマートフォンと違ってタブレットを抱えたまま1日を過ごす人はいないことから、Pixel Tabletはドックの上で過ごす時間の方が長くなりそうです。
当然ながらドックに置いている間はタブレットのバッテリーが充電されるわけですが、気になるのがバッテリーの劣化です。バッテリーは100%をキープした状態で充電を続けると劣化して電池持ちが悪くなってしまいます。
Googleは、この問題を解消するためにPixelスマートフォンでは、アラームの設定に合わせて起床時間が近くなるまで、バッテリーをフル充電しないことで劣化を防ぐ機能を提供していますが、Pixel Tabletではドックに置いている間は90%までの充電に止めるバッテリー保護機能を提供するようです。
Googleは公式に発表していないものの、認証機関の公開情報からPixel TabletがUSI認証のペンデバイスに対応することが判明していました。
既にUSI認証のペンデバイスを所有している場合は専用のペンデバイスを購入したり、買い替える必要がなくなります。
今回、ベータ版Androidからペンデバイスのバッテリー残量を警告する機能が発見されたことからペンデバイスに対応する可能性がさらに高くなりました。
また、ペンデバイスのボタンを押すとメモを取るためのアプリがショートカット起動してすぐにメモを取れる機能も確認されています。
アプリは全画面で起動するのではなく、起動中のアプリから移動せずメモを取れるバブル形式で表示されるとのこと。9to5Googleは、おそらくメモアプリのGoogle Keepで実現され、将来的には他のAndroidタブレットでも利用できるのではないかと予想しています。
スタイラスをどのように充電するのか、どのように持ち運べるのかなど、ほかにも気になることは多数ありますが、現時点ではわかりません。おそらく5月ごろに開催されるGoogle I/O 2023にて明らかにされるものと予想されます。
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