10月9日、Googleは同社が提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス「Google+」(グーグルプラス)における一般向けのサービス終了と個人情報の流出を発表した。
最大50万人の個人情報流出も発表
Googleが公開したブログによれば、Google+は“ユーザーの90%のセッションは5秒以下”であまり使われてないサービスとのこと。
また、個人情報が流出した可能性のある不具合が発見され、最大50万人の個人情報が漏れた可能性があることも発表した。不具合はサードパーティデベロッパーに提供されるAPIに関するもの。今年3月まで2年以上もユーザーの名前や年齢などの個人情報を閲覧できる状態になっていたとのこと。この問題はすでに解消済みで個人情報が悪用された形跡はないとしている。
今後数ヶ月かけてGoogle+のコンテンツをダウンロードできるツールなどが提供され、2019年8月にはサービスが完全に終了する。
Google+はFacebookやTwitterに対抗するソーシャル・ネットワーキング・サービスとして2011年6月にスタートした。招待制による試験運用ながらもユーザー数が2500万人を突破。日本ではAKB48グループが積極的にサービスを利用し、CMも展開されたがサービスの普及にはつながらなかった。なお、Google+からは「Googleフォト」や「Googleハングアウト」が切り離され、独立したサービスとして提供されている。
コメントを残す