日本時間1月13日、Googleがタブレットや折りたたみスマートフォンなど大画面のデバイスに最適化されたOS「Android 12L」のベータ2版を公開しました。
新機能やレイアウトの調整、不具合の修正に加えて、開発者向けに最終版のAPIとSDKが提供されたことで、Android 12L向けの最終テストおよび開発が可能になります。
Android 12Lは3月末までに公開される予定。2月にはベータ3版が提供されます。ベータ版はPixelスマートフォンにインストール可能。手順はこちらの記事で確認してください。Android 12Lの新機能はこちらの記事でまとめています。
At a GlanceにGoogleカレンダーが復活
Android 11をインストールしたPixelスマートフォンでは、ホーム画面の1ページ目の右上に固定表示される「At a Glance」(スナップショット)ウィジェットの左側をタップするとGoogleカレンダー、右側をタップすると天気アプリが起動する仕様でした。
Android 12では、天気アプリが表示されるように変更されましたが、これが不評だったのかAndroid 12L ベータ2では、ウィジェットの1行目に表示される曜日/日付をタップするとGoogleカレンダー、2行目に表示される天気のアイコンや気温をタップすると天気アプリが起動する仕様に変更されました。
巨大なダブルライン時計をオフ可能に
ロック画面に表示される画面がAndroid 12にて巨大化(通知がない時)したことで、多くのユーザーがダサいと不満の声をあげていましたが、Android 12L ベータ2では、2行表示の巨大なダブルライン時計をオフにできるようオプションが追加されました。
ダブルライン時計のオフは、設定画面のディスプレイ>ロック画面から可能です。