以前からGoogleがコードネーム“Sabrina”(サブリナ)とされるChromecastの後継モデルを開発していると噂されている。
最大の特徴はAndroid TVを搭載すること。Fire TVのようにホーム画面が用意され、音声操作対応のリモコンで操作できるようだ。これまでに販売価格は80ドル前後かそれ以下になると噂されていたが予想よりもさらに安くなるかもしれない。
Android TV搭載の新デバイスは手ごろな価格に?
複数の販売店から“Sabrina”の価格情報が発見された。Home Depotの内部システムには49.99ドルで登録されており、Walmartは59.98ドル、Targetは59.99ドルになることを示していて日本円にすると5,300円〜6,300円前後になる。
Android TVを搭載することや音声操作対応のリモコンが付属されることで価格の値上げが予想されていたが、35ドルで販売されているChromecastと69ドルで販売されている4K対応Chromecast Ultraの中間に設定される可能性が高いようだ。
参考までにFire TV Stick 4Kは6,980円で販売されており、Xiaomi Mi TV Stickは39.99ユーロ(約5,000円)に設定されている。“Sabrina”はこれら競合製品の強力なライバルになりそうだ。
価格のほかにもカラーラインナップも明らかになっている。Rock Candy、Como Blue、Summer Melonの3色展開となるようだ。9to5GoogleはRock CandyがGoogle Nest MiniのChalk(グレー)、Como BlueがSky(ブルー)のような色合いになり、Summer Melonは以前リークされたプロモーション画像に登場していた薄いピンクになると予想している。
なお、Android PoliceによればTargetの内部システムには“Sabrina”の発売日が9月30日と登録されていたようだ。ただし、複数の販売店で近い情報が確認された販売価格と違ってTargetの1社による情報のためプレースホルダーの可能性も考えられる。
Googleは毎年10月初旬に新製品発表イベント「Made by Google」を開催しており、今年はPixel 4a (5G)やPixel 5、新型Nestスピーカー、そして“Sabrina”の発表が噂されている。
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