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朗報。Google、Android/Pixelのアップデート時間を大幅短縮へ

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2022/12/04 22:30
朗報。Google、Android/Pixelのアップデート時間を大幅短縮へ

Androidのアップデートには、めちゃくちゃ時間がかかります。

特に毎月1回の定期アップデートが配信されるPixelスマートフォンのユーザーではストレスを感じる人も多いはず。

そこでGoogleはAndroidアップデートに時間がかかりすぎる問題の解決に取り組んでいるようです。

前回のアップデート時間の大幅短縮は6年前

Googleがアップデートにかかる時間を大幅に短縮するのは2016年にリリースされたAndroid 7.0 Nougat以来となりそうです。

6年前に配信されたOSアップデートでは、バックグラウンドで仮想のパーティションにアップデートをインストールして、再起動によってメインのパーティションと切り替える「シームレスアップデート」(A/Bアップデート)を導入することでアップデートの拘束時間が大幅に短縮されました。

それでもiPhoneのiOSに比べるとアップデートにかかる時間はとても長くなっていて、例えばPixelスマートフォン向けのセキュリティアップデートは約30分、Android 13アップデートは約50分と案内されています。

Googleもアップデートの長すぎる時間を問題視しているようで、おなじみのMishaal Rahmanによってアップデート時間の短縮に取り組んでいることが明らかになっています。

同氏の報告によると、複数の短縮パッチ(1,2)によって2.2GBのフルアップデートは23分から13分に短縮され、インクリメンタルアップデートは22分から16分に短縮されることが確認されています。

アップデートの時間を短縮するパッチは全4種類あるうち1つのアップデートに有効で、それは将来的にすべてのAndroidスマートフォンが採用することになるとGoogleが宣言している仮想A/Bアップデート方式です。

しかしながら、Mishaal Rahmanはストレージなど複数の問題からほとんどのAndroidメーカーがシームレスアップデートを採用していない、または仮想A/BではなくA/Bアップデートを採用するメーカーもあると説明しており、アップデートの時間短縮がすべてのAndroidスマートフォンで有効になるまでには、まだまだ時間がかかることになります。

一方、すでに仮想A/Bアップデートを採用しているPixelスマートフォンでは、そう遠くないうちにアップデート時間が短縮されるでしょう。

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