Android 12をいち早く体験できるデベロッパープレビュー版が公開されました。
数カ月後に公開されるであろうベータ版と違ってデベロッパープレビュー版は導入・インストール作業が大変。それでも待てない人のためにAndroid 12のデベロッパープレビュー版をインストールする方法を画像付きで詳しく解説します。
目次
デベロッパープレビュー版とは?
なお、デベロッパープレビュー版は開発者が正式配信までに準備できるように前もって公開されるOSの初期バージョンです。
導入には手間がかかるだけでなく、動作は非常に不安定。導入時にデータが初期化されるので日常的に使用しているPixelスマートフォンにインストールするのはおすすめしません。
配信スケジュールは以下のとおり。デベロッパープレビュー版は3月、4月にアップデートが提供され、その後、導入が非常にカンタンなベータ版が5月に登場します。8月まで4回のアップデートが提供されたのち、正式配信となります。
Android 12の対応機種
Android 12の対応機種はPixel 5, Pixel 4a, Pixel 4a (5G), Pixel 4, Pixel 3a, Pixel 3a XL, Pixel 3, Pixel 3 XLの全8機種です。
日本国内で初めて発売されたPixel 3シリーズ以降のモデルはすべて対応。例年どおりであれば、5月に登場するベータ版の公開以降はGoogle Pixelスマートフォン以外でもAndroid 12をいち早く楽しめると思います。
Android 12 デベロッパープレビュー版をインストールする方法
1 スマートフォンのUSBデバッグをオンにする
1設定画面を起動
Pixelスマートフォンの設定画面で「デバイス情報」に進む
2開発者向けオプションをオン
画面の一番下にある「ビルド番号」を連続でタップして開発者向けオプションを有効にする
3設定画面のシステムに進む
設定画面のトップに戻って「システム」に進む
4開発者向けオプションを選択
「詳細設定」をタップして「開発者向けオプション」に進む
5OEMロックを解除(1)
「OEMロック解除」のスイッチをオンにする
6OEMロックを解除(2)
OEMロック解除の許可が表示されたら「有効にする」を選択する。
7UBSデバッグをオン(1)
「USBデバッグ」のスイッチをオンにする
8UBSデバッグをオン(2)
USBデバッグの許可が表示されたら「OK」を選択する。PixelスマートフォンをPCに接続して次の手順に進みます。
2 Android Flash ToolでAndroid 12をインストール
Android 12 デベロッパープレビュー版はAndroid Flash Toolにアクセスして行います。
1Android Flash Toolで作業開始
Android Flash Toolにアクセスして「Get Started」をクリックする。
2ADBキーへのアクセスを許可
“Allow site access to your ADB keys in order to communicate with devices?”と聞かれたら「OK」を選択する
3Androidデバイスを追加
“Step 3: Select device”の下にある「+Add new device」をクリックする。
4Androidデバイスを選択
PCに接続したPixelスマートフォンを選択して「接続」を選択する
1
1ブートローダーをアンロック
スマートフォンの音量ボタンを押して“Unlock the bootloader”と表示されていることを確認してから電源ボタンを1回押すと、Android 12 デベロッパープレビュー版のインストールが始めるので終わるまでひたすら待ちましょう。
コメントを残す