「iOS 11」が昨年6月に先行発表された時にアナウンスされていた「Message in iCloud」がついに登場するようだ。
「Message in iCloud」がついに登場か
Appleが開発者向けにリリースしたベータ版のiOS 11.3で「Message in iCloud」を導入した。当機能は先行発表時にアナウンスされながらまだ提供されていない新機能だ。
「Message in iCloud」は、送受信したメッセージをiCloudを通じて自動同期するというもの。iPhoneで受信したメッセージがiPadやMacにも同期されるため、それぞれのデバイスで送信できるほか、写真やその他の添付ファイルがiCloudに保管されるため、iPhone等の空き容量を増やすことも可能になる。
気になるセキュリティ面ではエンドツーエンドの強力な暗号化をサポートすることで安心して利用できる。なお、ベータ版のiOS 11.3ではメッセージの起動時に「Message in iCloud」を使用するかどうか確認メッセージが表示されて「iCloudを使用」を選択するとオンになり、「今はしない」を選択するとオフになる。
なお、「iOS 11.3」は今春に正式配信予定。電池劣化による性能低下をオフにできる機能など様々な新機能がリリースされる予定だ。
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