「iOS 11」の新機能(新機能まとめはこちら)として文字入力に「片手用キーボード」が追加された。片手で文字入力することが難しいiPhone 8 Plusなど画面サイズの大きいiPhoneユーザーにとって待望の機能が登場した。
この記事では「片手用キーボード」の使い方、設定方法を解説する。
「片手用キーボード」とは?
iOS 10までの標準キーボードは画面の横幅いっぱいに表示されるため、利き手と反対側にある文字種変更、文字削除・空白といったキーに手が届きにくくなっていた。特にiPhone 6 Plus/ 6s Plus / 7 Plusといった5.5インチのモデルでは片手で入力できないことが多く、手からiPhoneがこぼれ落ちて画面を割ってしまった人も多いかもしれない。
そんな時に役立つのがiOS 11で追加された「片手用キーボード」だ。キーボードを小さく表示して利き手画に寄せることで片手でもカンタンに文字入力できる。なお、キーボードのサイズとよせ幅は自由に変更できない。縦の幅は変わらないといった制約もある。自由にサイズを変更したいのであれば「ATOK」など有料のキーボードアプリをインストールしなければならない。
「片手用キーボード」の設定方法
「片手用キーボード」は初期設定でオフとなっているため、最初に設定の変更が必要になる。変更方法は設定画面から変更する方法と文字入力時に変更する2つの方法が用意されている。
設定画面から変更する
設定画面から変更するにはホーム画面で「設定」アプリを選択して「一般」に進む。
さらに、「キーボード」に進んだあと「片手用キーボード」を選択する。
選択肢はオフ・左側・右側の3つ。オフの場合はいつものフルサイズ表示、左側は左利き用、右側は右利き用となる。
キーボードから変更する
キーボードから変更することも可能。こちらの方が手軽でカンタンだ。
キーボードを表示したら左下に表示される「地球儀」アイコンを長押ししてメニューを表示する。
メニューの一番下に左側・オフ・右側の3つのアイコンが表示されるので左側または右側のアイコンをタップすると片手用キーボードがオンになる。
片手用キーボードをオフにしたい時はメニューから真ん中のアイコンを選択するか端に表示される「<」または「>」をタップする。
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