先月、YouTubeがiPhoneやiPadで利用できるiOS版のYouTubeアプリでピクチャ・イン・ピクチャに対応することを発表した。
具体的な提供日は明らかにされていなかったが、数日前から順次対応を開始しているようだ。手元のYouTubeアプリでもきょう11日からピクチャ・イン・ピクチャでの再生が可能になった。
YouTube Premium限定でPiPに対応
ピクチャ・イン・ピクチャは小窓で動画を再生しながらSafariで調べ物をしたり、Twitterでツイートするなど、動画を見ながら別のアプリを同時に表示する機能。iPhoneとiPadは昨年秋に配信がスタートしたiOS 14とiPadOS 14で対応した。
これまでYouTubeのiOSアプリではピクチャインピクチャ機能が利用できず、有料のYouTube Premiumに加入しSafariを使って動画を見る場合に限定されていた。今年6月、YouTubeはユーザーの要望を受けてYouTube Premiumメンバー向けにiOS版アプリにピクチャ・イン・ピクチャの提供を開始すると発表。数日前から利用可能になった。
なお、米国ではYouTube Premiumに加入していない人を含むすべてのユーザーにピクチャインピクチャの提供を開始している。
ピクチャ・イン・ピクチャが楽しめるYouTube Premiumは広告なしで動画を再生できる有料プランで、バックグラウンド再生やオフライン再生(動画のダウンロード)、音楽聴き放題のYouTube Music Premiumも付いてくる。
YouTube Premiumの料金は月額1,180円で、5人まで利用できるファミリープランは1,780円。お得な月額680円の学割プランも利用できる。これらはウェブから申し込んだ場合の料金でiOSアプリから申し込むと、大体3割増しの料金となるため注意が必要。
iPhoneのピクチャインピクチャ機能については以下の記事で使い方など画像付きで詳しく解説している。
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