Appleが薄さと軽さで高い人気を集めるiPad Airシリーズの最新モデル「iPad Air(第5世代)」を発表しました。
約2年ぶりにアップデートされたiPad Air 5は、Airシリーズとして初めてパワフルなM1チップを搭載し、超高速通信の5Gにも対応したことで、大容量のデータをストレスなく扱えるタブレットに進化。もちろんマスクを着けたままでも画面ロックをスムーズに解除できる電源ボタン内蔵の指紋認証「Touch ID」の搭載も継続しています。
3月11日の予約開始を前にiPad Air 5を購入しようか、iPad Air 4から買い替えようか迷っている人も多いはず。この記事では、最新のiPad Air 5とiPad Air 4にどういった違いがあるのか徹底的に比較しているので、ぜひ購入の参考にしてください。
目次
iPad Air 5とiPad Air 4の共通点
スペック | |
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サイズ | 247.6 x 178.5 x 6.1 mm |
ディスプレイ |
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メインカメラ |
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ビデオ撮影 |
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フロントカメラ |
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ボディ | 100パーセント再生アルミニウム |
生体認証 | Touch ID トップボタンに内蔵された指紋認証センサー |
ストレージ | 64GBと128GB |
電池持ち | Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間 携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間 |
センサー |
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デュアルSIM | nano-SIM eSIM |
オーディオ | 2スピーカーオーディオ(横向き) |
対応アクセサリ |
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iPad Air 5とiPad Air 4の違いを比較
スペック | iPad Air 5 | iPad Air 4 |
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デザイン | ||
カラー | スペースグレイスターライトピンクパープルブルー | スペースグレイシルバーローズゴールドスカイブルーグリーン |
価格と容量 |
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重さ |
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ビデオ撮影 |
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フロントカメラ |
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チップセット | M1 | A14 Bionic |
メモリ | 8GB | 4GB |
5G | Sub6 | X |
USB-C | DisplayPort 最大10Gbps | ー 最大5Gbps |
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デザイン・カラーを比較
iPad Air 5のデザインは前世代のAir 4と同じフラットエッジで、ホームボタンがないオールスクリーンデザインです。
素材はどちらも100%再生アルミニウムでボディの質感はサラサラ。カラーはどちらも全5色展開でiPad Air 5はスペースグレイの他に、スターライト、ピンク、パープル、ブルーが選べます。全体的にAir 4よりも落ち着いた仕上げです。
大きさ・重さを比較
大きさは高さ、幅、厚さともに同じです。
iPad Air 5の重さはWi-Fiモデルが461g、Wi-Fi+Cellularモデルが462g。iPad Air 4と比較すると2〜3gほど重くなっていますが、手に取って比べても違いを感じる人はほとんどいないでしょう。なお、11インチ iPad Proよりも5g〜8g軽量です。
ディスプレイを比較
画面の大きさは10.9インチ。液晶のLiquid Retinaディスプレイを搭載しています。
2,360 x 1,640ピクセルの解像度、264ppiの画素密度、広色域ディスプレイ(P3)、周囲の環境に合わせてホワイトバランスを自動調整する「True Tone」、指紋などの汚れが付着しにくく拭き取りやすい「耐指紋性撥油コーティング」、光の反射を抑える「フルラミネーションディスプレイ」、500ニトの輝度、Apple Pencil(第2世代)に対応するなど、すべてiPad Air 4と同じです。
iPad Proがサポートしているリフレッシュレート120HzのProMotionテクノロジーには対応していません。
カメラを比較
メインカメラに違いはありませんが、iPad Air 5のフロントカメラは大きく進化しています。
7メガピクセルから12メガピクセルに高画素化され、より多くの範囲を記録できる超広角レンズに変わったことで、複数人でテレビ電話やオンライン会議をするときも距離を取りながら参加できます。
新たに「センターフレーム」にも対応。超広角レンズと機械学習を組み合わせることで、タブレットの前から移動してもユ—ザ—を追従してフレ—ムの中心から外れないよう自動調整し、親子など複数人で写ろうとすると、画角を拡大・縮小して1枚のフレ—ムに入るよう自動調整してくれる便利な機能です。
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M1とA14 Bionicの性能を比較
iPad Air 5はAirシリーズとして初めてM1チップを搭載しています。
A14 Bionicを搭載したiPad Air 4に比べて、8コアCPUが最大60パーセントも高速化され、8コアGPUによってグラフィックパフォーマンスも最大2倍高速化。16コアのNeural Engineによって機械学習は次のレベルの体験を実現します。
M1チップによって劇的なパワーアップを遂げたiPad Air 5では、複数の4K動画の編集やグラフィックスを駆使したゲーム、3Dでの部屋の模様替え、さらにリアルなARなど、これまでのiPad Airではできなかったことも可能になりました。Wi-Fi + Cellularモデルなら超高速通信の5Gを利用して、編集を終えた4K動画もスピーディーに送信できます。
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5G・USB-C・電池持ちを比較
新たに超高速通信の5Gに対応しました。USB-Cは転送速度が10Gbpsに倍速化されたことで、M1チップで編集した4K動画を5Gでスピーディに送信し、USB-Cで外部メモリに爆速で書き出すことができます。
また、USB-C経由でDisplayPort出力に標準対応したことで、最大4Kから最大6K解像度、60Hzの外部ディスプレイに出力可能になりました。
バッテリー容量はどちらも28.6Whです。
電池持ちはどちらもWi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間、携帯電話データネットワークでのインターネット利用:最大9時間、一日中使えるバッテリーと案内されていて、大きな違いはないようです。
iPad Air 4からiPad Air 5に買い換えるべき?
人気のデザインや指紋認証Touch IDの利便性はそのままに、超広角化したフロントカメラやM1チップ、倍増したメモリ、超高速通信の5Gに対応したことで劇的にパワフルになったタブレットです。
すべてのiPad Air 4ユーザーに買い替えをオススメするほどではありません。A14 Bionicのパワー不足で悩んでいる場合は買い替えもアリですが、iPad Air 5と11インチ iPad Proの差額は14,000円ほどなので、iPad Proとの違いも確認することをオススメします。
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