「iPhone 11」の価格・料金を比較。最も安いキャリアは?

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Yusuke Sakakura最終更新日:2019/10/01 10:28

「iPhone 11」の価格・料金を比較。最も安いキャリアは?

予約受付がスタートし、9月20日に発売される「iPhone 11」。すでに3キャリアから端末価格と料金が発表されています。

この記事では「iPhone 11」の価格にどれぐらいの違いがあるのか、最も安く購入できるキャリアはどこなのか、Appleが販売するSIMフリーモデルも合わせて比較しています。

記事内の価格はすべて10%の税込み価格です

目次

docomo

「iPhone 11」の価格・料金を比較 - docomo

ドコモの一括支払い価格は3キャリアのなかで最も安く設定されています。一方で割引額を差し引いた実質支払額は3キャリアのなかで最も高額です。

割引には月々サポートや端末購入サポートに代わる「スマホおかえしプログラム」が適用されます。「スマホおかえしプログラム」は、36回の分割払いで購入して24ヶ月目以降に端末を返却すると、残りの支払いが不要になるというもの。最大で端末価格の1/3の支払いが不要になります。

端末価格の半額を割り引くauやソフトバンクに対して割引額は少額ですが、分割払いの回数が少ないことや次回の機種購入が不要のため、他キャリアの割引サポート/プログラムよりも圧倒的に利用しやすくなっています。

64GB128GB256GB
端末価格2,420円 x 36回
(87,120円)
2,640円 x 36回
(95,040円)
2,970円 x 36回
(106,920円)
負担金2,420円 x 24回
(58,080円)
2,640円 x 24回
(63,360円)
2,970円 x 24回
(71,280円)

スマホおかえしプログラム」に加入して24回支払いしたあと、機種を返却した場合の支払額です

au

「iPhone 11」の価格・料金を比較 - au

auは一括支払い価格が他キャリアよりも高額に設定されていますが、実質支払額は3キャリアのなかで真ん中になっています。

端末価格の割引は毎月割に代わる「アップグレードプログラムDX」で、48回の分割払いで購入して25ヶ月目以降に端末を返却して指定機種を購入すると、残りの支払いが不要になるというもの。月額390円のプログラム料を支払う必要があります。

なお、アップグレードプログラムEXは9月30日で新規受付が終了し、10月1日からは「アップグレードプログラムDX」が提供されています。変更点は回線契約が必要な機種変更から回線契約が必要ない指定機種の購入のみで割引額などは同じです。

64GB128GB256GB
端末価格1,890円 x 48回
(90,720円)
2,010円 x 48回
(96,480円)
2,280円 x 48回
(109,440円)
負担金1,890円 x 24回
(45,360円)
2,010円 x 24回
(48,240円)
2,280円 x 24回
(54,720円)

アップグレードプログラムDX」に加入して25ヶ月目に対象機種の購入および端末を返却した場合の支払額です

SoftBank

「iPhone 11」の価格・料金を比較 - SoftBank

他社は増税に伴い端末価格を値上げしましたが、ソフトバンクは値上げせず税抜き価格を値下げしました。実質支払額は3キャリアのなかで最も安く設定されています。

端末価格の割引は月月割や半額サポートに代わる「半額サポート+」で、48回の分割払いで購入して25ヶ月目以降に端末を返却して指定機種を購入すると、残りの支払いーー最大半額が不要になります。

9月12日まで提供されていた半額サポートは機種変更が必要でしたが、「半額サポート+」では回線契約を伴わない指定機種の購入に変更され、月額390円のプログラム料が必要になっています。

64GB128GB256GB
端末価格1,860円 x 48回
(89,280円)
1,980円 x 48回
(95,040円)
2,250円 x 48回
(108,000円)
負担金1,860円 x 24回
(44,640円)
1,980円 x 24回
(47,520円)
2,250円 x 24回
(54,000円)

トクするサポート」に加入して25ヶ月目に指定機種の購入および端末を返却した場合の支払額です

Apple

「iPhone 11」の価格・料金を比較 - Apple

Apple公式サイトでは、購入直後からすべてのキャリアの回線で利用できるSIMロックフリー版が販売されています。一括支払い価格はキャリアよりも安く設定されています。

キャリアが用意している半額サポートやアップグレードプログラムDX、スマホおかえしプログラムなどの割引はありませんが、今使っているiPhoneを下取りに出すことが可能。次回の機種変更や指定機種の購入、端末の返却も必要ありません。

毎月の料金が安い格安SIMを利用すれば実質支払額もキャリア版より安くなります。分割払いも可能で2019年10月31日までは金利0%で最大24回の分割購入が可能です。

64GB128GB256GB
端末価格3,428円 x 24回
(82,280円)
3,657円 x 24回
(87,780円)
4,161円 x 24回
(99,880円)

まとめ:キャンペーンや割引を考慮した料金を比較

ここまで端末価格のみを比較してきましたが、キャリアによってプランやキャンペーン、下取り額が異なるため、端末代金だけを比較してもあまり意味はありません。そこで3社の料金をカンタンに比較できる料金シミュレーターを使って「iPhone 11」の価格・料金を比較してみました。

比較条件は以下のとおりです。

  • 共通
    • 購入機種: iPhone 11(128GB)
    • 下取り: iPhone 8(64GB)
    • 基本プラン: 6,500円〜8,000円
    • 無料通話: 国内通話(5分以内)の無料オプション
    • 家族3人で利用
    • 固定回線とのセット割
  • ドコモ
    • ギガホーダイ(30GB)
    • ギガホ割
    • 5分通話オプション
    • スマホおかえしプログラム
  • au
    • auデータMAXプラン Netflixパック
    • スーパーカケホ
    • アップグレードプログラムDX
    • スマホ応援割
  • ソフトバンク
    • ウルトラギガモンスター+(50GB)
    • 準定額オプション
    • 半額サポート+
    • 1年おトク割
docomoauSoftBank
端末価格1,890円2,010円1,080円
基本プラン7,678円7,150円8,228円
オプション770円390円940円
割引-3,300円-2,200円-3,850円
毎月の支払い額7,038円7,350円6,398円
2年間の支払い額188,712円181,350円166,752円

下取り:ドコモは端末価格から割引、auは2年間の支払額から割引、ソフトバンクは毎月の料金から割引

料金以外に注意するべき点として割引の違いがあります。ソフトバンクの半額サポート+とauのアップグレードプログラムDXは月額390円が必要な上、特典(割引)を利用するには、利用していたiPhoneを返却して指定機種を購入する必要があります。

一方、ドコモの「スマホおかえしプログラム」は、次回の機種変更および指定機種の購入が不要。プログラム料も0円で分割払いの回数も36回のなので縛りもかなり弱くなっています。

同じキャリアをずっと使い続けるのであればauやソフトバンクを、これから楽天と5Gが本格スタートすると報じられているなかで、長期的にキャリアに縛られたくない場合はドコモを、というのが1つの選び方としてあるでしょう。

オンラインショップで購入

SoftBank

docomo

Rakuten

au

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