新型コロナウイルス感染拡大のなかでスマートフォンの出荷台数が大幅減となるなか、世界で最も人気のスマートフォンは「iPhone 11」となったようだ。
昨年同期、最も人気のスマートフォンとなった「iPhone XR」よりも販売台数が増えている。
高いコストパフォーマンスで出荷台数トップに
調査会社の英Omdiaが発表した2020年第1四半期(2019年1月〜3月)の出荷台数ランキングには、Redmi Note 8シリーズ、Galaxy A10s、Galaxy A30sといった低価格帯のスマートフォンがランクイン。
そのなかで1位となったのはAppleの「iPhone 11」で、出荷台数は1950万台を記録。680万台を出荷した2位の「Galaxy A51」を大きく引き離した。
昨年のランキングと見比べると「iPhone 11」の出荷台数は、1,360万台を出荷した昨年同期1位の「iPhone XR」を大きく上回っている。
また、1年前は「iPhone XS」や「iPhone XS Max」といったハイエンドモデルがトップ10に入らなかったが、今年は「iPhone 11 Pro Max」が6位、「iPhone 11 Pro」が8位にランクイン。Appleは2020年第1四半期の決算でiPhoneの売上高が昨年比7%増を記録したことを明らかにしていた。
OmdiaはiPhone 11が世界で最も人気のスマートフォンになった理由として価格とのバランスをあげている。「iPhone XR」に比べて50ドル安い上に、カメラがシングルレンズからデュアルレンズに大幅なアップグレードを遂げたことが売り上げの増加につながったと分析している。
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