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iPhone 12、5G接続時に電池持ち悪化。Androidにも敗北

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Yusuke Sakakura公開日:2020/10/22 7:30
iPhone 12、5G接続時に電池持ち悪化。Androidにも敗北

いよいよ明日23日に発売される「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」の2機種。

最大の特徴の1つが超高速通信の5G対応でAppleも発表イベントで丁寧に説明していたが、懸念されていたとおり5G接続時は電池消費量が急増することがわかった。

5G接続時はiPhoneの電池持ちが悪化

tom’s guideが「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」に加えて「Galaxy S20 5G」や「Pixel 5」など5Gスマートフォンのバッテリーテストを行い検証結果を発表している。

バッテリーテストはAT&Tの5Gに接続して画面の明るさを150ニトに設定した状態で30秒ごとにサイトを読み込むというもの。生活のなかでまったくない操作方法ではあるが参考にはなる。

結果として「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」は5G接続時の電池持ちが4G接続時に比べて2時間も短いだけでなく、iPhoneのライバルとなるプレミアムクラスだけでなくミッドレンジを含めたAndroidスマートフォンにも1時間の差を付けられている。

Androidスマートフォンを開発するメーカーは5G対応による消費電力の悪化を考慮してバッテリー容量を大幅に増量したがAppleは増やすことなくむしろ減少させたことを考えれば妥当な結果だ。

日本国内のキャリア4社とも5Gの対応エリアはごく一部で5Gに繋がることがほとんどないが、スタジアムや観光/商業施設など長時間滞在してスマートフォンをよく利用するスポットに集中的に設置している。そういった場所で電池消費量が上がった時は5Gをオフにした方が良いかもしれない。

なお、iPhone 12シリーズは新しい電池節約機能としてiPhoneが不要と判断した場合は5Gを使わず4Gを利用する「スマートデータモード」に対応しているが、tom’s guideによると画面を消灯して音楽をストリーミングしている時など特定の状況でしか動作しないとのこと。

最後に悲報ばかりではなく朗報もある。4G接続時においては「iPhone 11 Pro」よりも「iPhone 12 Pro」の方が1時間近く電池が持つようだ。

5G接続4G接続
iPhone 128時間25分10時間23分
iPhone 12 Pro9時間6分11時間24分
iPhone 1111時間26分
iPhone 11 Pro10時間24分
Galaxy S20 5G60Hz: 9時間31分
120Hz: 8時間4分
Galaxy S20 Plus 5G60Hz: 10時間31分
120Hz: 8時間55分
OnePlus 8T 5G60Hz: 10時間49分
120Hz: 9時間58分
Google Pixel 560Hz: 9時間56分
90Hz: 9時間29分
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