10月23日の発売に向けて予約受付がスタートしたiPhone 12シリーズ。
今回はすべての機種が5Gに対応したが消費電力が大幅に増加するため、電池持ちに心配の声があがっている。
気になるのは電池持ちに直結するバッテリー容量。ブラジルの認証機関によって「iPhone 12」と「iPhone 12 mini」のバッテリー容量が判明した。
iPhone 12 miniはSE2よりも大容量に
日本の技適や米国のFCCに相当するブラジルの認証機関ANATELが公開した資料からtecnoblogが「iPhone 12」と「iPhone 12 mini」のバッテリー容量を報じている。
世界最小・最薄・最軽量の5Gスマートフォンとして11月に発売される「iPhone 12 mini」のバッテリー容量は2,227mAh。競合する第2世代の新しい「iPhone SE」の1,821mAhよりも多い。
ちなみに、Appleの説明によると最大10時間の動画ストリーミングが可能な「iPhone 12 mini」に対して「iPhone SE」は最大8時間とのこと。
「iPhone 12」のバッテリー容量は2,815mAhとのこと。昨年発売された同じ6.1インチスマートフォン「iPhone 11」の3,110mAhと比べると大きく減少している。
にも関わらずAppleによると「iPhone 12」と「iPhone 11」の電池持ちはほぼ同じで動画ストリーミングでは1時間だけ「iPhone 12」が長く使えるようだ。バックライトが不要な有機ELディスプレイやA14 Bionicが省電力に貢献しているのだろうか。
「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」のバッテリー容量は不明だが、発売前に報じられていた情報によると「iPhone 12 Pro」は2,815mAh、「iPhone 12 Pro Max」は3,687mAhとのこと。なお、昨年発売された「iPhone 11 Pro」は3,046mAh、「iPhone 11 Pro Max」は3,969mAhだった。