AppleはiPhone 12シリーズに搭載した1つの新機能をまだ隠しているかもしれない。
その新機能はスマートフォンの背面にワイヤレス充電に対応した製品を乗せるだけでiPhoneのバッテリーをシェアできるリバースチャージ機能のようだ。
新機能の解放は2021年前半?
Jeremy Horwitzによると、AppleがFCCに提出したiPhone 12の資料には通常のQi規格対応のワイヤレス充電機能のほかに360kHzによるアクセサリの充電機能が記されているとのこと。
この報告を受けてBloombergのMark Gurmanは開発が噂されているAirPods 3とAirPods Pro 2向けのMagSafe充電器として機能するのではないかと予想している。
If this FCC filing is any indication, the iPhone 12 may have a hidden reverse charging feature. Perhaps MagSafe on the new AirPods? https://t.co/QhFQtOgoRB https://t.co/OAKzzb5U3B pic.twitter.com/pqAVcjLCyN
— Mark Gurman (@markgurman) October 28, 2020
FCCに提出した資料に盛り込みながら今月のオンラインイベントで明らかにしなかった理由が新型AirPodsにあると考えるのは妥当な予想だ。
AppleがiPhoneのパッケージから有線イヤホンの同梱を廃止してAirPodsの販売を促進したにも関わらず、早ければ2021年前半に発売の可能性が噂されている新型AirPodsの存在をほのめかせば現行モデルが売れなくなってしまう。
なお、Appleは昨年発売したiPhone 11シリーズにもリバースチャージが可能な部品を搭載していたがソフトウェアで完全に無効化している。昨年との違いはFCCの資料からリバースチャージ機能が発見されたということだ。
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