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Consomacがユーラシア経済委員会(EEC)のデータベースから未発表の新型iPhone/iPadの存在を発見した。
ユーラシア経済委員会は、ロシア・ベラルーシ・カザフスタンなどの加盟国において電子製品の販売許可を与える権利を持つ機関。同委員会のデータベースからは当時未発表だったiPhone 7/MacBook/iMac Pro/AirPods/第6世代のiPadの存在が明らかになり、約1ヶ月に発売された実績があることから信ぴょう性が非常に高い。
7月13日に発売されたばかりの新型MacBook Pro(2018)も発売日の約10日前にEECに登録されていた。
信ぴょう性の高い情報源が示す新型iPhone/新型iPadの存在
「iPhone SE2」は新型iPhoneだった?
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新型iPhoneとみられるデバイスは「A1920」「A1921」「A1984」「A2097」「A2098」「A2099」「A2101」「A2103」「A2104」「A2105」「A2106」の11種類。すべて今年4月に新規登録されたモデル番号でインストールされているOSのバージョンがiOS 11からiOS 12に変更されている。
Consomacは、モデル番号が「A19〜」「A20〜」「A21〜」と、3つの範囲に分かれていることを指摘する。新型iPhoneは6.1インチの液晶ディスプレイを搭載した低価格モデルと、5.8インチの有機ELディスプレイを搭載した「iPhone X(2018)」、6.5インチの有機ELディスプレイを搭載した「iPhone X Plus」の3モデルラインナップになると噂されているが、それを裏付けるものになるかもしれない。
「A21〜」のみ4つのモデル番号が登録されていることも気になる。以前より噂されているデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)対応の6.1インチ、液晶モデルが関係しているのだろうか。
なお、11種類のモデル番号がEECに登録された当初は「iPhone SE2」と予測されていたが、実際は新型iPhoneである可能性が高く、iPhone SE2が今年秋までに発表されることはなさそうだ。現行のiPhone SEには販売終了の噂があり、もしそうなれば4インチモデルは再び販売終了となる。
未発表のiPadは全7モデルに
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新型iPadとみられるデバイスとして「A1895」「A1980」の2種類が追加登録された。今月7日には「A1876」「A1934」「A1979」「A2013」「A2014」の5種類がすでに登録されているため、現在、7種類の未発表iPadが存在することになる。
これまでの噂によれば新型iPadはついにホームボタンを廃止し、TrueDepthカメラを搭載することで顔認証「Face ID」をサポートする。画面サイズは12.9インチと新しい11インチの2種類でiPhone Xのようなベゼルレスデザインとなるようだ。