JR東日本がICカードのSuicaをカバンから出さず、改札にタッチすることもなく通過できる「タッチレスゲート」を2〜3年後に導入することがわかった。
1年後に駅で実証実験も
共同通信によると、JR東日本が2〜3年後に導入する「タッチレスゲート」では、天井に取り付けられたアンテナとスマートフォンのアプリが連携することで、Suicaをカバンから取り出さず改札を通過できるという。
高速な読み取りが特徴のSuicaだが、情報の処理能力や電磁波による人体への影響はチェック済みで来年にも導入に向けた実証実験を開始するとのこと。
「タッチレスゲート」によって両手に荷物を抱えたまま改札を通過したり、車いすやベビーカーの利用者、さらにApple Watchなど左手首にスマートウォッチを身につけている人*がスムーズに改札を通過できるようになる。
従来の改札ではSuicaのタッチ場所が右側にあるため、Apple Watchをクロスする形でかざすことになる。
なお、JR東日本では顔認証による改札や改札機自体をなくす仕組みづくりも目指す考えとのこと。