4月17日、LINEが最新版となるバージョン9.6.0(App Store / Google Play)を公開した。
今回はAndroid版に限定されたアップデートで新機能の追加やデザインの変更が含まれている。
バージョン9.6.0のアップデート内容
バージョン9.6.0のLINEのアップデート内容は以下のとおり。
- 友だちやトークなどのタブを画面下の位置に変更
- トークルーム上部の“コンテンツ”メニューから特定の写真や動画が送られたメッセージに移動できる機能を追加
- トークで送受信した写真や、トークルームのカメラで撮った写真から文字を読み取ることができる機能を追加
ジェスチャー操作によるタブの切り替えも廃止に
これまでAndroid版のLINEでは、友だちやトークといったタブを切り替えるメニューバーが画面上部に配置されていたが、最新版では画面下部に移動した。Google ChromeやTwitterでも少し前に実施されているデザイン変更でLINEもそれにならった形だがGoogle Playのレビューには「使いにくい」という評価を投稿する人が多い。
一見、メニューバーが下に移動したことでタブを操作しやすくなってはいるが、iPhoneと違ってAndroidは画面下部に戻る/ホーム/アプリ履歴といったボタンが配置されており、LINEのメニューバーと距離が近く誤操作を起こしやすいことが「使いにくい」と感じる原因のようだ。ただ、これは慣れの問題ですぐに解消されるだろう。
なお、タブの配置が変更されたことにともない、前回のバージョンまで利用できた画面を左右にスワイプしてタブを切り替えられるジェスチャー操作が無効化されている。この変更に対しても不満の声が多いようだ。
UPDATE:2019/04/19 19:42LINEは友だちタブをホームタブにリニューアルすると発表した。同タブ内では5つのカテゴリをジェスチャー操作で切り替えることが可能になっている。これがAndroid版からジェスチャー操作が削除された原因のようだ