7月13日、Twitterが提供するAndroid版公式アプリにおいてデザインにちょっとした変更を行った。今回の変更は見た目のデザイン変更ではなく、利便性を向上させる変更だ。
ナビゲーションバーがiPhoneと同じ配置に
タイムライン/検索/アクティビティ(通知)/ダイレクトメッセージのアイコンが並ぶナビゲーションバーの配置はiPhone版のTwitter公式アプリではボトム側に配置されているのに対し、Android版ではトップ側に配置されていた。
おそらく、iPhoneと違ってAndroidには戻る/ホーム/アプリ履歴といったナビゲーションバーがボトムに表示されるため、Twitterのナビゲーションバーもボトムに配置すると、誤操作が発生するためあえてトップ側に配置していたのだろう。
iPhoneに比べてAndroidスマートフォンは画面サイズが大きい傾向があるため、Android版のTwitter公式アプリは片手操作がしづらく、手の小さい女性などはそれぞれのアイコンに指が届かないこともあったと思うが、7月13日のアップデート(アプリのアップデートは不要)でナビゲーションバーがボトム側に配置変更された。今回の変更によって主に片手操作における不満は解消される。
AndroidとTwitterのナビゲーションバーが縦に2つ並ぶことで新たな誤操作が起きる可能性はある。ただ、今秋公開予定の次期バージョン「Android P」ではナビゲーションバーがタップ操作からiPhone Xライクのジェスチャー操作に移行することで誤操作が発生しにくくなると判断したのだろう。
なお、ナビゲーションバーの配置変更にともない、Androidが提供するナビゲーションバーのカラーがブラックからホワイトに変更されている。
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