新型コロナで2割に支払い方法の変化。7割が現金減、コード決済増
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
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2020/04/30 14:01

MMD研究所が2020年4月に「新型コロナウイルスによる支払い方法の変化に関する調査」を実施し、調査結果を発表した。
調査の結果、2割が支払い方法に変化があったと答え、変化があった人のうち7割が現金の利用が減ったと答えたようだ。
感染拡大防止と外出自粛要請で支払い方法に変化
「新型コロナウイルスによる支払い方法の変化に関する調査」は2020年4月22日に18歳〜69歳の男女5,530人を対象に実施された。
普段の支払い方法は「現金」が88.4%で最多。「クレジットカード」が68.7%、「QRコード式のスマホ決済」が40.3%と続き、モバイルSuicaなどタッチ式のスマホ決済は17.6%に留まった。

支払い方法に「変化があった」または「やや変化があった」と答えたのは20.2%で、支払い方法別の利用変化では73.6%が現金の利用が減った、78.9%がQRコード式のスマホ決済が増えたと答えている。

支払い方法が変化した理由については“実店舗に行く機会が減り、通販が増えた”、“お金を触るのも感染リスクがあると思う”など、新型コロナウイルスによる感染防止と緊急事態宣言による外出自粛要請によって支払い方法を変えているようだ。
また、国民1人に対して給付される10万円の使い道については30.8%が「食品、飲料品」でトップ。27.5%が「貯金」、24.1%が「食事」と続いている。

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