Pixelスマートフォンの純正カメラアプリ「Googleカメラ」のバージョン7.2が11月6日からGoogle Playで公開されています。
同バージョンではPixel 3シリーズでも星空を撮影できる天体写真モードが追加。カメラの操作性にも小さくない変更がありましたが、さらに大きな変更としてカメラの連写機能「スマートバースト」が廃止になって「トップショット」に統合されました。
この記事ではPixelスマートフォンで連写する方法を紹介します。
シャッターの長押しは連写から「ショートビデオ」に変更
これまでのPixelスマートフォンでは、カメラのシャッターボタンを長押しすることで連写できましたが、現在のGoogleカメラでは連写はできません。長押しは新機能の「ショートビデオ」に変更されています。
「ショートビデオ」は、シャッターボタンを押している間、低解像度(768×1,024ピクセル)の動画と連続写真を同時に記録するというもの。連続写真は表向きに表示されないものの、撮影後にGoogleフォトから操作することで、連続写真の中からお気に入りの瞬間を抜き出すことができるため、連写の代わりとして利用できます。
ちなみに、同じように連写の代わりに利用できる機能として「モーションフォト」があります。
設定をオンにしてから写真を撮影すると、シャッターボタンを押した瞬間の写真に加えて、前後3秒間の映像が記録されるというもの。ショートビデオと同じように撮影後にGoogleフォトで操作すると、お気に入りの瞬間を写真を抜き出すことができます。
使い分けですが普段は「モーションフォト」を利用して、より長い映像から写真を切り出したい場合は「ショートビデオ」を利用するのがいいでしょう。
AIが連続写真から最良の写真を選定する「トップショット」
いずれの場合でも写真を抜き出す際に「トップショット」によってAIが写真に写った人物の目がつぶっていないか、レンズに指が被ってないか、被写体の構図などを判断してより良い写真を提案してくれるため、一番いい写真をカンタンに見つけることができます。なお、トップショットが選定した写真は高解像度(2,048×1,536ピクセル)で記録されるものの、おすすめでない写真は低解像度(1,024×768ピクセル)で記録されます。
- ショートビデオ
- シャッターボタンを押している間だけ動画と連続写真を記録
- モーションフォト
- 設定でオンにしてから写真を撮影すると、通常の写真に加えて前後3秒間の映像を記録
- トップショット
- ショートビデオまたはモーションフォトで記録した連続写真または映像からおすすめの写真を提案する機能
「ショートビデオ」で連写する
- 1. Googleカメラを起動する
- 2. シャッターボタンを長押しして「ショートビデオ」を撮影する
- 3. 撮影後、右下に表示されるサムネイルをタップ
- 4. 上にスワイプしてメニューを表示
- 5. “この動画のフレーム画像”下に表示されるサムネイルをタップ
- 6. スライダーを左右に動かして保存したい写真を選ぶ
- 7. 抜き出したい瞬間が決まったら「HDRフレーム画像としてエクスポート」をタップする
「モーションフォト」で連写する
- 1. Googleカメラを起動する
- 2. カメラの上に表示される「v」をタップ
- 2-1. “モーション”を「オン」または「自動」に変更して写真を撮影
- 3. 右下に表示されるサムネイルをタップ
- 4. 上にスワイプしてメニューを表示
- 5. “この写真の候補”に表示されるサムネイルをタップ
- 6. スライダーを左右に動かして保存したい写真を選ぶ
- 7. 抜き出したい瞬間が決まったら画面右上の「コピーを保存」をタップする
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