Google Pixel Watch 4はLTEモデルが値下げか。日本価格を予想する
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
8月21日開催の新製品発表会で登場が噂される新型スマートウォッチ「Google Pixel Watch 4」の価格情報がリークされました。
Google Pixel 10シリーズの米国価格は変わらない一方で、Pixel Watch 4はLTEモデルが50ドル値下げされるようです。
Android Headlinesが伝えたPixel Watch 4の価格情報は以下のとおりです。
なお、購入特典としてFitbit Premiumの6ヶ月分とYouTube Premiumの1ヶ月分が付属するとのこと。
41mm | 45mm | |
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Wi-Fi | 349ドル | 399ドル |
LTE | 399ドル | 449ドル |
日本価格を予想してみます。
Googleは製品価格に為替レートをそのまま採用することはなく、独自のメーカーレートを適用します。以下は歴代モデルのリアルな為替レートとメーカーレートをまとめたものです(価格は税抜)
機種名 | リアルレート | メーカーレート | 日本価格 | 米国価格 |
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Pixel Watch | 1ドル144.66円 |
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Pixel Watch 2 | 1ドル149.30円 |
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Pixel Watch 3 (41mm) | 1ドル145.00円 |
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Pixel Watch 3 (45mm) | 1ドル145.00円 |
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2022年のPixel Watchまで日本は超優遇されていましたが、2023年以降はメーカーレートが大幅に跳ね上がっています。
それでもリアルレートと比べると10円/ドルほど安価に設定されていて、かなり優しめの設定です。
記事執筆時点のリアルレートは1ドル150.7円。昨年と比べると1ドル5円も上がっていますが、それでも2年前のPixel Watch 2は、ほぼ同じリアルレートが採用されていました。
維持されるのか、リアルレートに合わせて値上げになるのかわからないので両方のパターンで計算します。
- メーカーレート:136円〜141円/ドル
- 41mm:52,210円〜54,130円
- 45mm:59,690円〜61,885円
- メーカーレート:140円〜145円/ドル
- 41mm:61,446円〜63,641円
- 45mm:69,146円〜71,616円
税込価格ではWi-Fiモデルが2,000円ほど値上げされる一方で、LTEモデルは最大で5,000円程度値下げされるとの予想になりました。
Pixel Watch 4は、新しい充電ドックと横向きの文字盤、充電速度の向上、呼吸以上の検知に対応するほか、ついに修理可能になると噂されていますが、これらすべてに対応しながら値下げされるのであれば、スマホを持たずにワークアウトするなどLTEモデルを求めている人にとってはうれしいニュースとなりそうです。
ただ、Google Pixelスマホと同じようにリアルレートとメーカーレートを合わせるような変更がされた場合は、高額になる可能性も考えられます。
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