Googleが昨年発売したハイエンドモデル「Pixel 3」の低価格版とされる「Pixe 3 Lite」と「Pixel 3 Lite XL」の2機種がFCCを通過したことが明らかになった。
米国でスマートフォンなどの通信機器を発売する場合は同機関の認証を受ける必要がある。
6つのモデル番号でPixel 3 LiteがFCCを通過
Googleが開発中と噂されているPixel 3 Liteシリーズが、G020B/G020C/G020D/G020F/G020G/G020Hのモデル番号でFCCを通過したようだ。
以前、mysmartpriceがPixel 3 Liteのモデル番号が「G020B」、Pixel 3 Lite XLのモデル番号が「G020F」と報じていた。9to5Googleは、G020B〜G020DがPixel 3 Lite、G020F〜G020HがPixel 3 Lite XLではないかと指摘している。
FCCが公開した資料からは、昨年12月から今年1月にかけて通信に関するテストが実施され、6つすべてのモデルがWi-FiやBluetooth、NFC、LTEの通信機能を備え、OSにAndroid 9 Pieを搭載していることが明らかになった。
なお、FCCの資料にはテスト中に撮影される端末の画像も含まれているが、メーカーは期間を設けて公開に制限をかけることができる。Pixel 3 Liteシリーズには、2019年8月24日までの公開制限が設定されているようだ。これはつまり、低価格版のPixel 3が今年8月までに発売される可能性があるということになる。
今年1月に流出した動画の投稿者は、Google I/O 2019の直後に市場に出回るとレポートしていた。Google I/O 2019は現地時間5月7日から開催される。
これまでに報じられた噂によれば、Pixel 3 Liteシリーズは、高く評価されているPixel 3と同じ性能のカメラをプラスチックのボディに搭載し、イヤホン端子とUSB-C端子を搭載すると報じられている。
コンパクトサイズのPixel 3 Liteは、5.5インチ/1,080 x 2,160ピクセルの液晶ディスプレイ、ミドルレンジ向けのチップセットSnapdragon 670や4GBのRAM、32GBのストレージを備え、画面の大きなPixel 3 Lite XLは、ノッチのない6インチモデルになるとようだ。
Pixel 3 Liteの販売価格は45,000円〜56,000円に設定される。なお、販売地域はインドなどの新興国とされていたが、FCCを通過したことからアメリカなどで発売される可能性も高くなった。
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