10月に発売が噂されているGoogleの次期スマートフォン「Pixel 4」では、赤外線カメラを搭載して3D顔認証をサポートする可能性が高い。
顔認証には大量の顔データを元にした機械学習も用いられるが、Googleは路上で声をかけて5ドルで顔データを購入するといった地道な方法で顔データを集めているようだ。
顔データを収集して5ドルのギフトカードを進呈
ZDNetによると、Googleはアメリカ・ニューヨークで新しい顔認証のために顔データの収集を行っているそうだ。
Googleの調査員は「こんにちは、私はGoogleで働いていて次世代の顔認証を用いたロック解除の改善のためにデータを収集しています」と声をかけているとのこと。調査員が手渡したスマートフォンはかなり大きなケースに入っていたため、Pixel 4なのかはわからなかったとのこと。
不明なスマートフォンを使った顔データの収集の際には顔を動かして確度を変える必要があったようだ。これはiPhone XSなどに実装されている3D顔認証の「Face ID」で顔データを登録する時の動作と似ている。
Googleは顔データの収集が済んだあと、5ドルのAmazonまたはスターバックスのギフトカードをプレゼントしたという。
また、Android Policeの読者によれば、Googleはマイアミでも同様のデータ収集を行っていたという。ポケットから取り出したのは「Pixel 3 XL」だったが、Googleは顔データの収集について「将来の製品のため」と答えたとのこと。
Android Qの内部からは3D顔認証に関するコード、将来バージョンのGoogleアプリからは既存のPixelシリーズに搭載されていない赤外線カメラのコードも発見されていること、今回の顔データ収集を考えれば、次期スマートフォンの「Pixel 4」に3D顔認証が搭載される可能性は非常に高そうだ。
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