iPhoneやGalaxy、HUAWEIなど優れたカメラを搭載するスマートフォンがデュアルまたはトリプル、クアッドレンズを搭載するなか、GoogleのPixelシリーズはレンズを1つだけ搭載しながらもソフトウェアによってカバーすることで質の高い写真が撮影できる。
しかし、Googleが事前に発表した公式デザインから「Pixel 4」にはついにデュアルカメラが搭載されることが判明。最新情報によれば、もう1つのカメラは望遠レンズとなるようだ。
Pixel 4、やはり3D顔認証に対応か
4ヶ月前、初版のAndroid Q Betaがリリースされ、先月ベータ4版が公開された。次のベータ5版はまもなくリリースされるが、一部のユーザーにはすでにベータ5版が配信されているという。
そのベータ5版のAndroid Qに含まれているGoogleカメラアプリをXDA developersが分析・解析したところ既存のPixelシリーズには搭載されていない望遠レンズの存在が発見された。
カメラレンズのリストには「GCAM_SENSOR_ID_FRONT_IR」と「GCAM_SENSOR_ID_REAR_TELEPHOTO」が追加されている。“FRONT_IR”はフロントに搭載される赤外線(IR)カメラである可能性が高い。「Pixel 4」では3D顔認証に対応すると噂されているが、3D顔認証には赤外線カメラが欠かせない。Face IDの登場から2年でようやくAppleに追いつく可能性がある。もう1つの“REAR_TELEPHOTO”は背面に搭載される望遠レンズであることが推測できる。
また、「Pixel 4に関するいくつかの超解像ズーム(Super Res Zoom)の内部コード“Sabre”に関する変更点として“SABRE_UNZOOMED_TELEPHOTO”のコードが新たに発見されている。画質が劣化しない光学レンズを搭載することで超解像ズームがグレードアップしそうだ。
残念ながら「Pixel 4」に搭載されるカメラは2つだけ。個人的には景色をダイナミックに記録でき、狭い室内でもより広い範囲を撮影できる超広角レンズも搭載されてほしかったがGoogleは望遠レンズを選択するようだ。
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