3週間後に開催されるオンライン限定イベント“The Beta Launch Show”での発表が噂される「Pixel 4a」
先日、販売価格が128GB・349ドルと報じられていたが、Googleが配信したアンケートから同価格を想定していることが明らかになった。同時に「Pixel 5」の想定価格も明らかになっている。
プレミアム路線で成功ならず撤退か
市場調査のアンケートに回答するとGoogle Playの残高にクレジットが追加される「Googleアンケートモニター」アプリにて、“どちらかを購入しなければいけない場合、どちらのGoogle Pixelスマートフォンを選ぶ？”とのタイトルでアンケートが投稿されたとRedditに報告があがっている。
同じアンケートに答えたと報告しているユーザーは見当たらず信ぴょう性は不明だが、Googleはゲームとアプリのサブスクリプションサービス「Google Play Pass」の開始前にも同アプリを通じてリークしていたことからXDA-Developersは今回のようなことがあっても不思議ではないとしている。
アンケートの選択肢は“Google Pixel Phone”と“Premium Google Pixel Phone”の2つ。
“Google Pixel Phone”はプラスチックのボディにイヤホン端子の搭載が特徴となることから「Pixel 4a」を指している可能性が高い。販売価格は349ドル〜、分割払いができる米国では月額14.54ドルとのこと。
“Premium Google Pixel Phone”はベストクラスのカメラ、ワイヤレス充電、防水性能を有し、Googleの最新機能とイノベーションへのアクセスが特徴となることから「Pixel 5」の可能性が高い。Googleのベストフラグシップスマートフォンながら販売価格は699ドル〜、月額29.13ドルとのこと。
いずれもただのアンケートに過ぎず、市場調査をしているということは発売時に価格が変更される可能性もあるということだが、価格帯は大きく変わらないだろう。「Pixel 4a」に関しては先日128GBが349ドルで販売されると報じられていた。
それぞれの販売価格を日本価格に直すと「Pixel 4a」は約43,000円、「Pixel 5」は約78,000円*となる。Pixel 3aが49,500円、Pixel 4は89,980円で販売されているため、最大10,000円の値下げになるかもしれない。
Pixel 4a: Pixel 3aの為替レート(1ドル124円)で計算
Pixel 5: Pixel 4の為替レート(1ドル112円)で計算
4年前、GoogleはNexusブランドを廃止して新たにPixelブランドを立ち上げ、プレミアム路線に変更したものの売り上げで成功することはなく、結局は低価格帯のPixel 3aがヒットした。
今回のアンケートでフラグシップを謳っている「Pixel 5」もミドルレンジのチップセットを搭載すると見られており、Pixel 4に搭載したSoliレーダーチップをわずか1年で廃止にする可能性が高いと報じられるなど、Googleはプレミアム路線からの撤退を検討しているのかもしれない。
