6月3日開催のオンライン限定イベント“The Beta Launch Show”で発表されたのち6月5日に発売と報じられている「Pixel 4a」
これまで販売価格は399ドル〜と予想されていたが、最新情報によれば128GB・349ドルで販売される可能性があるようだ。
iPhone SEよりも1万円安く?
9to5GoogleのStephen Hallが情報筋から聞いた話として「Pixel 4a」の販売価格が128GBで349ドルになると伝えている。
source suggests that $349 price will be for 128GB model
— Stephen Hall (@hallstephenj) May 14, 2020
Appleが1ヶ月前に発売した新しいiPhone SEは“スマートフォン史上最速”を謳うA13 Bionicチップを搭載して399ドルで発売された。対する「Pixel 4a」は3Dゲームの処理性能がウィークポイントのミドルレンジ向けチップを採用することを考えれば、事前に報じられていた399ドル〜という価格は決して魅力的ではない。
Appleが数週間前に開催した決算説明会でティム・クックがAndroidからの乗り換え需要が見込めると宣言。iPhone SEのコストパフォーマンスを考えればティム・クックの発言は強気なものではなくただの自信の表れだ。
Googleは当初5月上旬に予定していた「Pixel 4a」の発売日を6月に延期したと報じられており、もしかすると価格調整を目的にしたものだったのだろうか。
「Pixel 4a」の日本での販売価格は不明だが、昨年発売されたPixel 3aシリーズの為替レート(1ドル124〜127円)を適用すると43,000円前後になる。Pixel 3aは64GBで49,500円だったため、ストレージを倍増しながら6,000円ほど安くなる。64GBが存在するのであればさらに手が届きやすくなる。
新しいiPhone SEの128GBの販売価格は54,780円。1万円ほどの価格差であれば「Pixel 4a」と共にAndroidに留まる人が増えそうだ。