今月も残り1ヶ月とちょっとになりました。間違いなくGoogleのPixel 6aは、2022年のベストスマートフォンにノミネートされるはずです。
評価がかなり高いだけに半年後に発売されるであろう後継機のPixel 7aにも期待がかかります。
前回のレポートではメガアップデートの可能性をお伝えしましたが、最新情報によればフラグシップモデルのPixel 7を逆転するようなモデルにはならないようです。
Wi-Fi/BluetoothチップはQualcommに変更
コードネームLynxとされるPixel 7aには、メインレンズにPixel 6シリーズで採用された1/1.3インチ、50MPのSamsung GN1を採用したトリプルカメラが搭載されると報じられていました。
ところが開発者のKuba Wojciechowskiによる最新の解析結果によると、GN1は撤回されて1/1.3インチ、64MPのSony IMX787に変更されたとのこと。
After these changes, the camera sensors are referred to as "l10_wide" (IMX787) and "l10_UW" (IMX712) with no dedicated tele lens.
— Kuba Wojciechowski⚡ (@Za_Raczke) November 11, 2022
IMX787 is a huge upgrade over the old IMX363 and should make the 7a an even better choice for camera quality in the mid-range.
最上級のセンサーではないかもしれませんが、Pixel 6aのカメラセンサーが4年前に発売されたPixel 3シリーズと同じ12MPのIMX363であることを考えると、大幅なアップグレードになります。
もう1つの超広角レンズには、これまでの噂どおり13MPのSony IMX712が搭載されるようです。残念ながら噂されていた望遠レンズは搭載されずデュアルカメラになるとのこと。
チップセットは順当にいけばGoogle Tensor G2になるはずですが、Wi-Fi/BluetoothチップはQualcommのWCN6740に変更されるとのこと。
Samsung製のチップが採用されていたGoogle Tensorでは、Wi-Fiが途切れる問題が報告されていたことからGoogleは変更を決断したのかもしれません。
ディスプレイはSamsung製の1080p/リフレッシュレート90Hzパネルになるとのこと。
ただし、Pixel 6aがリフレッシュレート90Hz仕様のパネルを採用しながらソフトウェアで制限していることを考えると、上位モデルとの差別化のために解放されない可能性もあります。
カメラ周りの情報からPixel 7およびPixel 7 Proに“Pixel 22 Premium”のラベルが付与される一方で、Lynxには“Pixel 22 Mid-range”のラベルが付与されていることもわかったとのこと。
過去にGoogle Camera Appから発見された識別子においてもPixel Aシリーズに“midrange”が付与されていることから、Lynxはミッドレンジモデルになる可能性が高いようです。
- Pixel 3aシリーズ
- 識別子: photo_pixel_2019_midrange_config
- Pixel 4シリーズ
- 識別子: photo_pixel_2019_config
- Pixel 4a
- 識別子: photo_pixel_2020_midrange_config
- Pixel 5
- 識別子: photo_pixel_2020_config
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