Googleが5月15日午前2時から開催するビッグイベントGoogle I/O 2024にて発表が濃厚な「Pixel 8a」の実機がリークされました。
優れたコストパフォーマンスで評価されているPixel Aシリーズの最新モデルは背面の素材と仕上げを変更するようです。
UPDATE:2024/04/10 22:20GoogleはPixel 6a/7aの背面素材について「高温で成形された3D複合素材カバーガラス」と案内していることから「ガラスから樹脂に変更か」とお伝えしました。しかし、見た目は光沢でガラスに近いものの、質感はプラスチックに近いことからタイトルと本文を修正しました。 高温で成形された 3D 複合素材カバーガラス
ディスプレイはアゴ仕様に
Pixel 8aの実機をXに投稿したのはPixel 4aなど過去に実績があるTechDroiderです。
秋発売のPixel 9シリーズで噂されているような大規模なデザイン変更はないものの、Pixel 8のように片手でも深くしっかり握れるように端末が丸みを帯びていることが確認できます。
More Pixel 8A Images and Details – https://t.co/HIAbsVGj0z
— TechDroider (@techdroider) April 8, 2024
Google Pixel 8A vs Pixel 7A – Screen Bezels pic.twitter.com/up4HCfbAju
ベゼルは下部分に厚みのある、いわゆるアゴ仕様になっています。
おそらく競合機種になるNothing Phone(2a)がコストの高いフレキシブル有機ELを採用し、端末内部でディスプレイを折り曲げることで4辺同一幅のベゼルを実現したことを考えると残念。5万円前後のNothing Phone(2a)に対して、値上げが予想されているPixel 8の予想価格が8万円前後であることを考えるとなおさらです。
また、ディスプレイについてはPixel 7aのリフレッシュレート90Hzから120Hzにアップグレードされて、よりなめらかに動作すると噂されていますが、Nothing Phone(2a)がさらに安い価格帯で実現したことで印象が薄れそうです。
背面はPixel 7aの光沢仕様から指紋が目立ちにくいマット仕様に変更されています。
もちろんPixel 8 Proのようなマット加工のガラスではなく、シンプルなプラスチックに変更されているように見えます。それともメタル素材にバイオレジンと呼ばれる樹脂コーティングを施してマット仕様に仕上げていたPixel 5の仕様を復活させるのでしょうか。
いずれにしても光沢仕様でガラスのように見せていたPixel 6aやPixel 7aに比べると質感は劣りそうです。
マットな背面にはPixel 9シリーズで廃止される可能性が高いカメラバーを採用しています。
レンズは2つ並んでいてカメラバーが本体から大きく突き出ていないため、ズーム撮影に特化した望遠レンズは搭載されない様子。それでも高画素センサーを活用した光学相当の2倍ズームには引き続き対応することが予想されます。
チップセットは基本性能の大幅な向上とともに、発熱問題も解消されたGoogle Tensor G3を搭載する可能性が高いです。ただし、Pixel 8シリーズと同一仕様ではなく、発熱に影響するパッケージ技術に違いがあるともレポートされています。
OnLeaksはフェイクと指摘
過去に多数の実績があるOnLeaksはTechDroiderが投稿したPixel 8の画像についてフォトショップでとてつもなく酷く加工されていると指摘しています。
加工されていたとしても画像自体が本物であるかどうかは別の話ですが、OnLeaksは騙されているともコメントしていることから画像自体がPixel 8aではない偽物である可能性があります。
So pathetic how many people and journalists have been fooled by that very very very shitty and badly photoshopped #Pixel8a "leak"…🤦🏻♂️ pic.twitter.com/hA8GOpdOMy
— Steve H.McFly (@OnLeaks) April 9, 2024
コメントを残す