4月23日、ドコモ・au・ソフトバンクが共同で記者発表会を開催し、「+メッセージ」(App Store)で、ユーザーと企業がメッセージのやりとりをできる公式アカウントの提供を開始すると発表した。
2019年4月で利用者数が800万人を突破した「+メッセージ」は、2018年5月に提供を開始したSMSが進化したメッセージアプリ。相手の電話番号を知っていれば、文字数を気にすることなくテキストや写真、動画、地図、スタンプを送ることができることが特徴だ。
公式アカウントからレストランの予約も可能に
「+メッセージ」上で企業とのやりとりが可能になる公式アカウントは2019年5月以降、順次提供される。公式アカウントでは、例えばレストランを予約したりケータイショップの予約、来店時に必要な書類の確認などをカンタン・便利に行える。
公式アカウントの提供に合わせて新しいフォーマット「リッチカード」も利用可能になる。リッチカードは、画像とテキストを組み合わせたフォーマットで店舗や商品を見ながらレストランの予約や商品購入が可能になる。
公式アカウントは、携帯3社それぞれから審査を受け、認証を得たことを示す「認証済みマーク」が表示されるため、安心・安全に利用できる。
「+メッセージ」を通じて一括住所変更も可能に
+メッセージの公式アカウント提供に合わせて、JCB、東京海上日動火災保険、日本生命保険、野村證券、三菱UFJ銀行の金融5社とトッパン・フォームズは、+メッセージと連携させて各種サービスを提供するプラットフォームの構築に向けて検討を開始すると発表した。
これまで金融機関別に行う必要のあった住所変更などの手続きを共通化して「+メッセージ」上で提供する。プラットフォームは、全金融機関が利用できるようオープン化が想定されていて、例えば、引っ越しの際に必要な住所変更手続きや災害時の安否情報をまとめて可能になるという。
+メッセージを活用した引越し時の住所一括変更(銀行、クレカ、保険会社など)、災害時の安否情報の一括登録、口座振替手続きも可能に
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) 2019年4月23日
これは便利#プラスメッセージ pic.twitter.com/v3db8Ctr1Y
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