ポケモンGOをナイアンティックと共同開発するポケモンが、ポケモンGOイベントの北海道開催を検討していることを明らかにした。
北海道では震度7を観測した平成30年北海道胆振東部地震が9月に発生。その後、1週間で少なくとも50万人の宿泊客がキャンセルし、100億円もの損失が出たと日本旅館協会北海道支部連合会が発表している。
北海道とポケモンが観光などの連携協定を結ぶ
毎日新聞によると、株式会社ポケモンは今月11日に北海道と観光などの連携協定を結び、観光や子育て分野で共同事業を展開し胆振東部地震の被災地支援も行うことを発表。地震復興にポケモンを役立てることやポケモンGOイベントの道内開催を検討していることを明らかにした。
これまでにもポケモンGOを活用した被災地支援は実施されている。2016年には東日本大震災で被害を受けた岩手県・宮城県・福島県でラプラスが出現しやすくなるイベントが開催され、宮城県ではポケストップを追加申請できるイベント「Explore Miyagi」を開催。2017年3月には熊本県全域および大分県由布市、別府市でカビゴンが出現しやすくなるイベントも開催されている。
宮城県の発表によれば、イベント期間中は10万人が訪れ、経済効果を表す概算観光消費額が20億円を記録。観光復興に大きな影響を与えた。
現在はあくまでも検討の段階だがすでに開催例がいくつもあるだけに期待できそうだ。
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