MMD研究所が「2019年2月 QRコード決済サービスの利用に関する調査」を実施し、調査結果を発表した。
昨年10月31日から11月1日実施されたスマホ決済の調査に続いて「楽天ペイ」が利用1位になり、圏外だった「PayPay」は大きく注目を集めた100億円あげちゃうキャンペーンによって圏外から2位にジャンプアップしている。
QRコード決済を利用する理由は”ポイントがたくさん貯まるから”
「2019年2月 QRコード決済サービスの利用に関する調査」の調査期間は2019年1月8日〜1月10日。スマートフォンを所有する20歳〜69歳の男女887人を対象に調査された。
QRコード決済の利用状況
QRコード決済サービスの利用状況にて“現在利用している”と答えたのは「楽天ペイ」が9.4%でトップ。昨年12月に100億円を還元する大規模なキャンペーンを実施した「PayPay」は8.1%で2位、昨年末と先月末に20%還元キャンペーンを実施した「LINE Pay」が7.9%、ドコモが昨年サービスを開始した「d払い」が6.9%で続いている。
なお、“利用したことはあるが、現在は利用していない”、“利用を検討している”まで含めた場合は、21.9%でPayPayがトップになる。また男女比では利用率・経験・検討で男性が女性を上回る傾向が確認できる。
QRコード決済を利用しない理由は“クレカで十分”が最多
「QRコード決済を利用する理由」については、“ポイントがたくさん貯まるから”、“会計がスピーディーに終わるから”、“キャンペーンを知って興味を持ったから”が多かった。PayPayでは2月12日から第2弾となる100億円キャンペーンを開始することでさらに利用率を伸ばすことになりそうだ。
一方、「QRコード決済を利用しない理由」については、“クレジットカードで十分だから”が43.1%で最多。“現金で十分だから”、“個人情報や決済情報が漏洩しないか不安だから”、“お金を使いすぎてしまいそうだから”と答えた人も多かったようだ。
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