Androidの共有機能がニアバイから「クイック共有」に変更。Samsung版とはほぼ別物
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

GoogleとSamsungが予告していたとおり2月1日にAndroidの共有機能ニアバイシェアがSamsungの「クイック共有」に統合されました。
ただし、現時点では統合というほど大規模なわけではなく、ニアバイシェアの機能名をクイック共有に変更して2つの共有機能に橋をかけただけでほとんど別物と言えるものになっています。
Samsung版クイック共有の機能利用できず
Samsung版クイック共有にはニアバイシェアにない豊富な共有方法が用意されています。例えば、リンクやQRコードを使ってiPhoneや他のAndroidに共有したり、暗号化共有といった機能も利用できます。
しかしながら、ニアバイシェアから変更されたGoogle版のクイック共有では、そういった強力な共有オプションは一切利用できません。






Mishaal Rahmanによれば、Google版のクイック共有はGoogle Play開発者サービスの一部であるのに対して、Samsung版のクイック共有はアプリケーションとして提供されているとのこと。
統合と言っても名前が統合されただけで機能が統合されたわけではなく、クイック共有に近いインターフェースに変更されて相互連携するようになったものの別物と言えそうです。
また、Mishaal RahmanはGalaxy S24シリーズについてGoogle版のクイック共有は無効化されているとも伝えています。
なお、クイック共有の統合は一斉に配信されているわけではなく、段階的にロールアウトされているようです。
Note: Google's Quick Share is not the same as Samsung's Quick Share, though they're now interoperable. Google's Quick Share is part of Google Play Services, while Samsung's is through its Quick Share app which is being updated to become interoperable with Nearby Share (now Quick…
— Mishaal Rahman (@MishaalRahman) January 31, 2024
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