格安SIMと格安スマホを提供する「楽天モバイル」が4月1日よりデータ通信量を大幅アップし、3日間の速度制限を緩和することを発表しました。
4月1日より料金そのままで、データ通信量を大幅アップ
楽天モバイルを提供するフュージョン・コミュニケーションズの発表によると、4月1日より以下のとおり料金プランの改定を行い、データ通信量を大幅にアップするとのこと。
2.1GBパック ↓ 3.1GBパック | 4GBパック ↓ 5GBパック | 7GBパック ↓ 10GBパック | ||
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データ通信量 | 2.1GB→3.1GB | 4GB→5GB | 7GB→10GB | |
料金 | データ専用 | 900円 | 1450円 | 2260円 |
データ専用+SMS | 1020円 | 1570円 | 2380円 | |
音声通話対応 | 1600円 | 2150円 | 2960円 |
楽天モバイルでは、3日間の速度制限を設けていることが特徴的ですが、同日開催されたブロガー向けのイベントでは、データ通信量の大幅アップに伴い、3日間の速度制限も以下のとおり変更されることも明らかにされました。
3.1GBパック | 5GBパック | 10GBパック | |
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3日間のデータ通信量 | 360MB→540MB | 800MB→1GB | 1.2GB→1.7GB |
4月1日からは使用料金に応じて楽天スーパーポイントが貯まるユーザ還元もスタート
4月1日からは楽天モバイルの使用料金に応じて、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まることが既に発表されており、夏からは毎月の使用料を楽天ポイントで支払うことも可能になると、ブロガーイベントにて明らかにされました。
これらに加えて、楽天モバイルは3月16日よりデータ専用SIMの提供を開始するなど、今春に大規模な変更を行っています。
格安SIMにおいて、どこのサービスと契約するのかを決める「決め手」としては、料金やデータ通信量、通信速度が大きな割合を占めていると思いますが、今後は、自社のサービスと絡めたユーザに対する還元サービスも決め手の1つになりそうな気がしています。
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