2月5日、楽天モバイルはiPhone 12シリーズで発生していた不具合が、先月27日に配信された最新アップデート「iOS 14.4」で解消されたことを発表した。
iOS 14.3で発生していた不具合は楽天モバイルを副回線に設定すると、アンテナのアイコンが圏外表示になってデータ通信ができなくなるというもの。
iOS 14.4へのアップデートで不具合解消
iOS 14.3で発生していた不具合を受けて、副回線として利用している場合は、iPhoneの設定画面にあるモバイル通信>モバイルデータ通信にて副回線を選択した後、2分ほど待つとデータ通信が利用できると案内していたが、これからはiOS 14.4にアップデートすることで不具合が解消する。
なお、iPhone 12シリーズは楽天回線対応製品ではないため、データ通信・通話・SMS(楽天回線)・Rakutenリンクは利用できるものの、SMS(パートナー回線)・APN自動設定・接続回線の自動切り替え(楽天回線⇔パートナー回線)・ETWS(緊急地震速報等)・緊急通報時の高精度な位置情報測位が利用できないと案内されている。
楽天モバイルは今年4月から新料金プラン「RAKUTEN UN-LIMIT VI」を開始する予定。料金は1GBまでは無料、3GBまでは980円、20GBまでは1,980円、20GBを超えた場合は2,980円。対応エリアが十分ではないため、メイン回線としては利用しづらいが、使わない月は0円かつ1年間無料キャンペーンを実施しているため、サブ回線としては非常に利用しやすい。
300万人を対象にした1年間無料キャンペーンは新料金プランの発表時点で残り80万人となっているため、早めに申し込むことをおすすめする。