1月10日、楽天は「スマートスタジアム構想」を発表し、プロ野球チームの東北楽天ゴールデンイーグルスと、J1プロサッカーチームのヴィッセル神戸のホームスタジアムで完全キャッシュレス化することを明らかにした。
チケット・飲食・グッズなどの支払いがキャッシュレスのみに
楽天はキャッシュレス決済のお得さ、便利さを体感してもらうために、楽天が所有するプロ野球とサッカーの両スタジアムで完全キャッシュレス化を実施する。
2つのプロチームの2019年本拠地開幕戦から順次開始し、「楽天生命パーク宮城」と「ノエビアスタジアム神戸」では、チケットや飲食、グッズなどスタジアム内で購入できるものは原則現金での支払いが不可能になる。
現金の代わりに利用できるのはQRコードを提示して決済できる「楽天ペイ」(App Store/Google Play)、スマホなどの携帯電話をかざすだけで決済できる電子マネー「楽天Edy」、楽天ポイントカードによるポイント決済(楽天生命パーク宮城のスタジアム内87店舗)、楽天カード、クレジットカード(MasterCard/American Express/Visa/JCB)、楽天銀行デビッドカードなどのキャッシュレス決済。
キャッシュレス決済を利用するには事前にアプリのダウンロードや設定が必要になる場合があるが、楽天生命パーク宮城にはスタジアムの5箇所に「楽天キャッシュレスデスク」を設置し、キャッシュレス決済に関するサポートが受けられる。また、電子マネーに馴染みがないユーザーや子どもでも不便なく買い物ができるように通常は販売されている楽天Edyカードを無料でプレゼントする企画を実施する。
ビール・ソフトドリンクが通年100円オフ、半額デーも
完全キャッシュレス化にあたって楽天生命パーク宮城では「キャッシュレス決済キャンペーン」が実施される。
「楽天ペイ」で支払う場合はビールやソフトドリンクが通年100円オフ、グッズ購入で通年10%のポイント(上限2000ポイント)が還元される。さらに、年4回ビールやソフトドリンクを半額で販売する。
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