昨日発表された新元号「令和」。改元日となる2019年5月1日までに各社は新元号に対応することになる。
Googleアシスタントは新元号の発表からわずか10分足らずで対応していたが、Appleの音声アシスタント「Siri」も2日朝に対応したようだ。
「Hey Siri 新元号は?」
iPhoneに向かって“Hey Siri 新元号は?”と聞くと「新しい元号は、“令和”と発表されました。詳細については日本政府のホームページ等でご確認ください。」と返してくれる。対応する前は「新しい元号については、日本政府のホームページ等でご確認ください。」とそっけない返事だった。
なお、iPhoneは設定を変えることでカレンダーやメモ、写真などで表示される年数を和暦で表示することも可能だが、現時点では「平成31年5月1日」などと表示されてしまう。
マイナビニュースによれば、iOSの和暦/元号のデータは日付/カレンダー関連のフレームワーク「NSCalendar」で管理されているようだ。そのため、Siriはサーバー側のアップデートで令和に対応できたが、iOSが対応するにはシステムアップデートなどを通じて和暦/元号のデータを改修する必要がある。
現在、Appleは開発者向けに「iOS 12.3」のベータ1版またはパブリックベータ1版を提供しているが、新元号に対応するマイナーアップデートとして5月1日までに「iOS 12.2.X」が提供される可能性もありそうだ。
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