Uber Eatsが手数料の仕組みを変更し、新たに「サービス料」と「少額注文における手数料」を追加したと発表した。
これまでは配送手数料のみだったが、新たに2つの手数料を支払う必要がある。
2つの新しい手数料が追加
Uber Eatsは、新しい手数料の発表に伴い、注文の品をより迅速かつ確実にお届けするため、3種類の手数料を設定していると案内。
今回の改定で届け先の住所や配達可能な付近のパートナーの数によって変動する「配送手数料」は値下げされ、最低手数料が160円から50円になった。
一方、新たに設定された「サービス料」では、注文額の10%が追加され、さらに注文額が700円未満の場合は「少額注文における手数料」によって150円を支払う必要がある。
値上げか値下げか一概には言えないが、例えば、420円分を注文した場合は、150円の「少額注文における手数料」、42円の「サービス料」、150円の「配送手数料」が追加された合計762円(4割以上が手数料)を支払う必要があり、改定前に比べて300円近い値上げになっている。
少額の注文では値上げになるが、注文額が700円以上であれば、配達手数料の値下げ分によって安くなり、逆に注文額が1,000円を超えると配送手数料の値下げ幅を超えるため、値上げになる場合もあるようだ。
ちなみに、海外のUber Eatsでは先行的に同様に手数料が改変されていて、サービス料は日本よりも高い15%に設定されている。