Appleが環境保護に繋げるため、iPhoneのパッケージに電源アダプタ/充電器と有線イヤホンを同梱することをやめた。
このアクションに対してサムスンは「Galaxyはあなたが欲しいものを提供します。最も基本的な充電器から最高のカメラ、バッテリー、パフォーマンス、メモリー、そして120Hzスクリーンまで」と反応。シャオミも「心配しないで。すべての同梱をやめないよ」というメッセージと共に箱のなかに充電器が入っている動画を投稿してAppleを皮肉った。
両社がAppleのアクションを皮肉ってから数ヶ月しか経過していないが、両社が今後数週間中に発表する新型スマートフォンGalaxy S21シリーズとMi 11のパッケージには充電器が同梱されないようだ。
早くも方針一転
シャオミCEOのLei JunがWeiboで、環境保護の観点から充電器の同梱を廃止すると明言した。今はほとんどの人が充電器を持っている状態でパッケージに同梱する必要がなく、充電金の同梱は環境への負担にもなるとのこと。
充電器の同梱廃止は環境保護以外のメリットもある。同梱を廃止することでパッケージを小型化することが可能になり、出荷効率の改善、配送コストの削減、利益率の向上にも繋がる。
AppleがiPhone 7シリーズでイヤホン端子を廃止した時もサムスンなどは皮肉ったが、結局は同じ道をたどった。充電器の同梱廃止も同じような流れになるのではないだろうか。2021年はスマートフォンやタブレットのパッケージから充電器が姿を消すことになりそうだ。
シャオミは明日28日に正式発表する新型スマートフォンMi 11シリーズから充電器の同梱廃止を始める。
Don't worry, we didn't leave anything out of the box with the #Mi10TPro. pic.twitter.com/ToqIjfVEQX
— Xiaomi (@Xiaomi) October 14, 2020
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