シャオミ初の日本独自スマホ「Redmi Note 10 JE」が発売。5G・おサイフケータイ・IP68防水で2.8万円
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Xiaomiが初の日本独自モデル「Redmi Note 10 JE」をauとUQ mobileから発売すると発表した。
JEは“Japan Edition”を意味しており、KDDIいわく日本市場でなくてはならないIP68等級の防水・防じん、おサイフケータイ(FeliCa)に対応する。
販売価格は28,765円。発売日はauから8月13日、UQ mobileは9月上旬以降で、8月3日午前10時からau Online Shopなどで予約受付を開始する。
“スマホ選びに悩んだらこの1台”
KDDIが発売するXiaomiスマートフォンは、昨年9月にauブランドから発売した「Mi 10 Lite 5G」以来、2台目となる。
KDDIは、Mi 10 Lite 5Gについて「極めて多くの新規のお客様にお買い求め頂いている。2020年度上期のモデルのなかでもダントツの結果」「auのお客様はもちろん、日本のお客様がXiaomiの端末を待ち望んでいたことを示唆するもの」とコメント。
手に取りやすい高性能な5GスマートフォンのMi 10 Lite 5Gに対して、最新モデルの「Redmi Note 10 JE」は、より多くのユーザーに5Gの体験価値を届ける“みんなの5G”を体現するモデルで、5Gデビューにふさわしいモデルになっているという。

Xiaomi初の日本独自モデルとなる「Redmi Note 10 JE」の特徴は、2万円台の低価格と超高速通信の5Gに加えて、日本国内では非常にニーズが高いおサイフケータイと、シリーズ初のIP68等級の防水・防じんに対応していることだ。
企画開発の段階から関わっているKDDIは“スマホ選びに悩んだらこの1台”とアピールしている。
“最も理想的な5Gエントリーモデル”
5Gのエントリーモデルに位置づけされるRedmi Note 10 JEには、8nmプロセス製造のSnapdragon 480 5Gが搭載される。

Xiaomiが同チップを採用するのは今回のモデルが初めてとのこと。世界的な半導体不足が問題になっているが、Snapdragon 480 5Gは特別なオーダーによるもので、Qualcommのサポートも受けていることから半導体不足の影響については心配ないという。
パンチホール式のディスプレイは6.5インチ/フルHD+でリフレッシュレート90Hzに対応する。日差しが強く画面が見づらい屋外でも明るく表示する「サンライトモード」やブルーライトを低減し、目の疲れを軽減する「読書モード」も収録。

リフレッシュレートは「90Hz アダプティブシンクディスプレイ」で、静止画は50Hz、動画は60Hz、画面スクロール時は90Hzで駆動するとのこと。なめらかな映像体験は限定的だが、電池持ちは期待できそうだ。

心地よく手になじむ3D曲面の背面仕上げのボディには、全面と背面の両方に光センサーを配置する「360°センサー」を搭載。4096段階で画面の明るさをきめ細かく調整できる。

本体の側面には画面ロックを安全かつスムーズに解除できる指紋認証センサーを搭載する。

バッテリーは大容量の4,800mAhで、1日以上の電池持ちが期待できるとのこと。18Wの急速充電に対応する。ワイヤレス充電は利用できない。

カメラは拡大しても美しい4800万画素のメインレンズと、背景をぼかして印象的な写真が撮影できる200万画素の深度カメラ、コップの水滴などクリエイティブな写真を撮影できる200万画素のマクロカメラで構成されるトリプルカメラを搭載。

27種類の撮影状況を自動で認識して色を最適化する「AIカメラ」や暗い場所でも明るく鮮やかに撮影できる「AIスーパーナイトモード」、61種類のフィルター機能、動画マクロ/タイムラプス/ムービーフレーム(縦横比21:9の動画撮影)/スローモーションなど豊富な撮影モードを利用できる。

フロントカメラは800万画素。セルフィが撮れるだけでなく、ユーザーの顔を認識して画面ロックを解除する機能も備えている。

Redmi Note 10 JEのベースモデルはRedmi Note10 5Gとのこと。チップセットの変更や日本市場向けに対応した防水・防じん、FeliCaなど仕様は大きく異なっている。
au版、UQ mobile版ともにSIMロックフリーで販売される。KDDIのネットワークで快適に利用できるようバンド対応しているが、それ以外(他社の独自バンド)の対応についてはメーカー判断になっているとのこと。
日本独自モデルということでアップデート対応が気になるところ。アップデートの提供にはチップセットメーカーの対応も必要になることから、アップデートのタイミングについてはグローバルモデルとは少し異なる可能性があるという。
販売価格は28,765円。auでは「かえトクプログラム」の対象機種のため、購入から13ヶ月目〜25ヶ月目までに、新機種に買い替えて端末を返却することで、残価分5,880円の支払いが不要になる。
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「Redmi Note 10 JE」のスペック
/> | |
os="MIUI | |
/>(Android | |
/> | |
size="約 | |
163 | |
x | |
76mm | |
x | |
/>(最厚部約 | |
/> | |
/> | |
display="約6.5 | |
/>90Hz | |
/> | |
camera_main="メイン: | |
/>深度: | |
/>マクロ: | |
/> | |
/> | |
cpu="Snapdragon | |
480 | |
/>2GHz | |
x2 | |
+ | |
1.8GHz | |
/> | |
/> | |
/> | |
/> | |
/>18W | |
/>USB | |
/> | |
/> | |
/> | |
/> | |
/> | |
/> | |
カラー | クロームシルバー、グラファイトグレー |
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