ソニーモバイルのコンパクトフラグシップモデル「Xperia 5 II」(エクスペリアファイブマークツー)がauとソフトバンクから10月に発売、ドコモから11月12日に発売される。
片手に収まる“ハンドフィットサイズ”ながらXperia 1 IIと同じ性能、同じ容量のバッテリーを備え、リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイを搭載する「Xperia 5 II」をフォトレビューする。
会場の照明等によって実際の見た目(色合い)とは異なる場合があります。
片手に収まるフラグシップ5Gスマートフォン
auからはブルー、ブラック、グレー、ピンクの全4色が販売される。ブルーは鮮やかな色ではなくかなり黒寄りの青でブルーというよりもネイビーの方が正しい。グレーとピンクは優しく落ち着いた色合いで学生からシニアまで幅広い年代が好みそうなカラーだ。
ドコモからはオンラインショップ限定カラーとしてパープルが発売される。Xperiaシリーズの象徴的なカラーで購入した機種代金の1%相当は新型コロナウイルス感染症対応や、いのちを救うさまざまな活動を行う日本赤十字社の活動資金として寄付される。
パープルを撮影すると青みが強く出て正確に再現するのは非常に難しが実際はそれほど青は強くないシックな紫という感じ。
画面は映画とほぼ同じ比率の縦横比21:9のシネマワイドディスプレイを採用。6.1インチの大画面ながら横幅は68mmで片手でしっかり握れる“ハンドフィットサイズ”が実現されていたが、縦は158mmと長いため片手でストレスなく操作できるというわけでもなかった(片手で操作したい場合は画面を縮小表示する片手モードが利用できる)
ディスプレイの解像度は4K対応のXperia 1 IIに対して画面サイズの小さい「Xperia 5 II」はフルHD+だが、リフレッシュレートはXperia 1 IIの倍となる120Hzのため、画面を上下にスクロールしたり対応したゲームをプレイしたり動画視聴時には映像がなめらかに表示される。
リフレッシュレートは設定画面から変更が可能だった。高リフレッシュレートは消費電力が上がってしまうため電池を節約したいときはオフにすることもできる。なお、バッテリー容量は4,000mAh。ワイヤレス充電には対応しない。
さらに、ゲーム用途として240Hzの残像低減にも対応。映像が切り替わる間に1枚の黒映像を差し込むことでリフレッシュレート240Hzと同等の視覚効果が得られる。同じくゲーム向けの機能として複雑な指の動きにもしっかりと反応する最大240Hzのタッチ検出をサポート。トップのイヤホン端子を利用することで音の遅延もないため快適にゲームをプレイできる。
右の側面には音量調節ボタン、電源ボタン、カメラアプリの起動とシャッターを切れるボタンのほかに、Googleアシスタント専用ボタンが新たに追加されていた。ボタンはそれなりに間隔が空いているため押し間違えることは少ないはず。
バックには高評価のZEISSレンズを3つ備えたトリプルカメラが搭載されている。被写体までの距離を測ってオートフォーカスの精度を高める3D iToFセンサーはない。その他はXperia 1 IIと同じ。
露出やシャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスを調節したり、画質の劣化を最小限に抑えて加工ができるRAW撮影も可能な写真アプリ「Photography Proも」インストールされている。
「Xperia 5 II」は超高速通信の5Gにも対応している。会場のGINZA 456で通信速度を計測したところ受信時の速度は150Mbps近いスピードを記録した。帯域が混んでいたのかアンテナが5G表示でも実際には4Gに接続していたのか理由は不明だが5Gスマートフォンに買い替えたからといっていつでも倍以上または桁違いの速度が出るわけではない。
Xperia 5 IIの販売価格
docomo | au | SoftBank | |
---|---|---|---|
端末価格 | 2,869円 x 23回 +最終支払金:ー円 (99,000円) | 2,775円 x 23回 +最終支払金:45,600円 (109,425円) | 2,504円 x 23回 +最終支払金:ー円 (115,200円) |
負担金 | 2,869円 x 23回 (66,000円) | 2,775円 x 23回 (63,825円) | 2,504円 x 23回 (57,600円) |
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