YouTubeが今年5月からテストを開始している広告を非表示にする広告ブロックをブロックし返すーー広告ブロック返しを本格化させたことがわかりました。
The VergeによるとYouTubeは広告ブロック返しの世界的な展開をスタートさせたとのこと。なお、日本では8月から広告ブロック返しが展開されています。
ここ1-2ヶ月で広告ブロック返しの遭遇率が増加している
YouTubeがテストしている広告ブロック返しが適用されると、広告ブロックが規約違反であるとを告げ、動画の再生が規制されます。
YouTubeはこの規制を回避するためにYouTubeを許可リストに登録するか、広告ブロッカーを無効にするか、YouTube Premiumに加入することを促します。
広告ブロック返しは小規模に展開されていましたが、徐々に適用範囲を拡大しているようで、携帯総合研究所のコメント欄では広告ブロック返しに遭遇したとの報告がここ1-2ヶ月ほどで大幅に増加しています。
テスト初期段階の広告ブロック返しは簡易的なものでしたが、3回警告を無視すると広告の表示を許可するか、YouTube Premiumに加入しない限り動画を再生できなくなるスリーストライク制度が導入され、一定の時間が経過しない限り広告ブロック返しのポップアップを閉じることができないタイマー機能も導入されています。
これらの規制はランダムに適用されているようでまだ最終方針は固まっていないものの、YouTubeは正式公開および公開後も作り込みを進めていくものと思われます。