5.5インチ、フルHDの大画面・高精細ディスプレイ、4GBのRAM、クアッドコア・64bitのCPU、3000mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、ハイスペックモデルながら、8,990新台湾ドル――日本円で約3万4000円という驚異的な安さで販売が開始された「ZenFone 2」
格安SIMが普及する日本では、2つのSIMカードを挿入できる「デュアルSIM」をサポートし、2つのSIMカードを手動で切り替える必要なく通信できる「デュアルアクティブ」機能も注目集めましたが、どうやら「ZenFone 2」のデュアルSIMは、3G/4G対応のSIMスロットと2G専用のSIMスロットの組み合わせになるようです。
ZenFone 2のデュアルSIMの片方は日本では使えない2G専用に
reviewproducts.orgによるZenFone 2のレビュー記事によれば、背面パネルを開けた裏面にSIMのスロットが2つ搭載され、1つ目のスロットは4Gと3Gに対応するものの、もう一方のスロットは2G専用になるようです。
This Smartphone is equipped with two SIM slots. One slot can receive 4G signal and the other only receives 2G signal.
引用元:Reviews of Products, Services » Review: Asus Zenfone 2 – Review Products
▼ZenFone 2のデュアルSIMの片方は2G専用に
また、現在、日本で2Gを利用することができないため、「ZenFone 2」を国内で利用する場合は実質的にシングルSIMとなります。
実質的にデュアルSIMをサポートしない日本で「ZenFone 2」はどのような形で販売される?
「ZenFone 2」には、ハイエンドモデルの「ZE551ML」が2機種、ミドルレンジモデルの「ZE550ML」が1機種、ローエンドモデルの「ZE500CL」が1機種と、スペックの異なる4モデル / 5機種が存在しており、デュアルSIMとデュアルアクティブをサポートしているのはZE551MLとZE550MLとなります。
ASUSは「ZenFone 2」の発売イベントを日本国内で開催することを明らかにしており、「ZenFone 2」が日本で発売されることは間違いないと思われますが、端末側がデュアルSIMとデュアルアクティブをサポートしながら、それらを使えない日本でどのように展開されるのか気になるところです。
日本で発売される「ZenFone 2」は、どちらのSIMスロットも3G/LTEをサポートするのか、それともシングルSIMとなるのか、はたまたそのまま発売されるのか。ASUSの公式発表を待ちたいと思います。
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