Photo by Martin Hajek
例年どおりであれば、今年の秋の発売が予想されるiPhone 7シリーズでは大幅なアップデートが行われるはずですが、今年は小幅になるとされています。
小幅なアップデートのなかでも注目されていたのが、iPhone 7 Plusへのデュアルカメラの搭載ですが、ここに来てキャンセルされたと報じられてます。
iPhone 7 Plus、デュアルカメラ搭載を見送り?
iPhone 7 Plusには、デュアルカメラが搭載されるとの噂が有力視されていましたが、中国の携帯情報サイトLaoYaoBa.comの創設者である老杳氏がFoxconnの内部スタッフから得た情報として、技術的な問題からキャンセルされたと伝えたようです。
富士康内部员工透露,iphone 7双摄像头因为技术不成熟被取消
(Foxconnの内部のスタッフはiPhone 7のデュアルカメラが未成熟な技術が原因でキャンセルされた、と述べた:Google翻訳)
なお、信ぴょう性については不明です。
史上最大のリリースとなる「iOS 10」を控えるiPhone、今年はソフトウェアアップデートに注力?
当初、iPhone 7 / iPhone 7 Plusでは、デュアルカメラに加えて、イヤホン端子の廃止、薄型・防滴(または防水)ボディ、デュアルスピーカー、スマートコネクター、レーザーAFなど多数の変更が加わる予定でしたが、最近になって複数の機能の搭載が見送られたとも報じられています。
日本経済新聞が、これまで2年ごとに大幅変更を加えてきたアップデートサイクルが(少なくとも今年は)1年延長されると報じましたが、そのとおりになるのかもしれません。
アップルは今週開催したWWDC 2016の基調講演にて“史上最大のリリース”を謳う次期「iOS 10」を先行発表しました。ロック画面の大幅拡張、メッセージアプリへの多数の追加、写真・ミュージック・Newsアプリの大幅刷新などの10機能が紹介される非常にボリュームのあるアップデートになることが明らかになっています。
また、Apple Watch向けの次期OS「watch OS3」もかなりのボリュームで、発売からたった1年で大幅刷新になることがわかっています。
これらに加えてmacOS、tvOSのアップデートも控えており、今年秋には第2世代のApple Watchや、MacBook、MacBook Proなどの登場が見込まれていることから、今年のiPhone、iOSはソフトウェアアップデートに注力するのかもしれません。
デュアルカメラ見送りで容量は据え置きに?
iPhone 7 Plusにデュアルカメラが搭載されることから、容量のラインナップがこれまでの16GB/64GB/128GBから32GB/128GB/256GBに増量されると報じられていましたが、デュアルカメラの搭載見送りとなれば、容量についてもこれまでどおりになるのかもしれません。
ただ、iOS 10のカメラアプリでは、撮影した写真をJPEG等に圧縮しないRAWデータをサポートすると噂されています。生のデータとなるRAWデータで保存するとなれば、当然、容量が大きくなるわけですが、RAWデータ撮影がLive PhotosのようにデフォルトでONになるとは考えにくく、容量に影響を与える可能性はそこまで高くないように思えます。
デュアルカメラの搭載見送りになれば、容量も据え置きになる気がしますが、さてどうなるでしょうか。
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