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Appleが11月3日に発売する「iPhone X」が中国の認証機関、TENAAを通過し、まだ明らかになっていないバッテリー容量やメモリ(RAM)、カラーおよびストレージラインナップが明らかになった。
「iPhone X」のバッテリーはPlus並の大容量に
TENAAが公開した情報から「iPhone X」のバッテリー容量が2,716mAh、3GBのメモリ、A11 Bionicチップのクロック周波数が2.4GHzとなることが明らかになった。
For those who cares about #2, Tenaa just confirmed #iPhoneX comes with 3GB of RAM, reveals 2716mAh battery… pic.twitter.com/WCtvqg6e5j
— Steve H. (@OnLeaks) 2017年9月26日
既に発売されているiPhone 8/iPhone 8 Plusの資料も掲載されていたので確認したところ、iPhone 8 Plusのバッテリー容量はiFixitの分解レポートから明らかになった数値とは若干異なっていた。
「iPhone X」のバッテリー容量も目安として捉えるべきだが、iPhone 8 Plusとほぼ同じバッテリー容量になるのは間違いなさそうだ。
「iPhone X」のゴールドは遅れてやってくる?
「iPhone X」のカラーはスペースグレイとホワイトの2色だが、TENAAの資料にはiPhone 8/iPhone 8 Plusと同じようにローズゴールドの記述もある。
TENAAの情報をどこまで信じて良いのかはわからないが、Appleは「iPhone X」のゴールドも用意していた、しているのかもしれない。
「iPhone X」の発表前、確度の高い情報を発信し続けたKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo氏は、Appleがゴールドの生産に問題を抱えていることからごくわずかの量しか生産できず、ブラックやホワイトよりも発売日が遅れる可能性を指摘していた。
「iPhone X」と同じガラスボディとスチールフレームを採用した「iPhone 4」は2010年に発売されたものの、ホワイトモデルは2010年7月後半→2010年内→2011年春と3度も延期され、発売から10ヶ月後の翌年4月にようやく発売された。延期を3度も行った理由は製造の難しさだったが、「iPhone X」のゴールドも同じ製造の問題が指摘されている。
6〜7年前と同じ事を繰り返さないためにAppleはゴールドの発表を見送ったのだろうか。今回は遅れてやってくることを期待したい。