JapanTaxiが提供するiOS版「全国タクシー」アプリの最新版となるバージョン3.4.0がApp Storeで公開された。今回のバージョンではSiriとマップからタクシーを呼べる機能に対応した。
全国タクシー、Siriとマップアプリからタクシーの配車が可能に
「全国タクシー」アプリがSiriに対応したことで、iPhoneに「Hey Siri タクシー呼んで」と話しかけて目的地を伝えるだけでタクシーを呼ぶことができる。支払いは車内で現金、クレジットカード、電子マネー、Apple Payが利用できる。
Siriに加えて「マップ」アプリにも対応した。マップアプリで目的地を検索して「経路」ボタンをタップ、「配車サービス」タブを選択して「予約」ボタンをタップする。予約内容を確認して「日本交通を依頼」を選択するとタクシーを呼ぶことができる。
マップアプリからタクシーを呼んだ時の支払い方法はApple Payやタクシーアプリに登録しているクレジットカードで配車時にオンライン決済できるほか、車内では現金、クレジットカード、電子マネーで支払いができる。なお、iPhoneにApple Payが設定されている場合は自動的にApple Payが選択されるが、車内決済を選択することもできる。
なお、Siriとマップからタクシーを配車するにはiOS 10.1 以上にアップデートする必要がある。
Siriやマップからのタクシー配車には「UBER」が先行対応していたが、UBERの対応地域は国内では東京都内のみ。「全国タクシー」はダウンロード数が300万を超える国内最大級のタクシー配車アプリで全国47都道府県で利用できるため、旅行や出張で幅広く活用できる。
なお、Appleのホームミュージックスピーカー「HomePod」が今年12月に発売される予定。Siriにも対応するため、iPhoneを手に取らなくても「Hey Siri タクシー呼んで」とHomePodに話しかけてタクシーを配車できるようになるはずだ。なお、HomePodの日本発売は未定となっている。
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